2016年度アカデミー作品賞受賞作品。だが「よく分かんないけどアカデミー賞だから凄いんでしょ?」みたいな気持ちで行くと、なんかわけわからん……みたいなモヤモヤで終わることになるはずだ。
同性愛、麻薬、家庭不和、黒人社会という重いテーマの絡んだ玄人好みの純文学的な映画。こういう映画は一人で見るに限る。
2016年度アカデミー作品賞受賞作品。だが「よく分かんないけどアカデミー賞だから凄いんでしょ?」みたいな気持ちで行くと、なんかわけわからん……みたいなモヤモヤで終わることになるはずだ。
同性愛、麻薬、家庭不和、黒人社会という重いテーマの絡んだ玄人好みの純文学的な映画。こういう映画は一人で見るに限る。
2017年冬期アニメの最大ヒット作はなんだろう?宣伝の数が引くぐらい多かった『バンドリ』だろうか?ガンダムブランドの『鉄血のオルフェンズ』だろうか?どちらも違う。
今期の最大ヒット作は間違いなく、誰も事前には成功すると思っていなかった『けものフレンズ』である。インターネット・ミームとの親和性、考察に耐える作りこみの両軸で大きく評価された。
Spotify, Apple Music, Google Play Music等の定額聴き放題サービスも随分浸透したが、それらのサービスでラインナップから外れがちだった印象のあるアニソンを専門にするサービスANiUTa(アニュータ)が登場した。配信曲は5万曲以上で月額600円。
俺、ブレンパワード視聴者になってしまった……。機動戦士ガンダムで有名な富野由悠季が監督を務めるロボットアニメ。1998年放映作品。
元々同監督の作品は富野節と呼ばれる独特なセリフが特徴的だが、この作品はその代表的な作品で、印象に残る言い回し(ファンからは作中用語から『オーガニックな台詞』とか言われている)の嵐で、見ているとクラクラすること必至である。
そんなわけで半分くらいは物見遊山で見てみたが、家族の在り方に対するコンプレックスに根差した激情の応酬が最後にはハッピーエンドに終わる感慨深い作品でもあった。
ブギーポップ・シリーズ(だけってわけでもないが)のスピンオフ連載小説第三弾「螺旋のエンペロイダー」の完結巻。『ビートのディシプリン』『ヴァルプルギスの後悔』と同様に全4巻での終了となる。
私がこの映画を見た時点で日本放映(2017年2月24日)から2週間程度たっているが、その期間でもっとも賛否両論で話題になっている映画である。ものすごい大絶賛する人と、その絶賛をありえないとする両極端な意見が目立つ。
まるでこの映画への評価姿勢で自分自身が表現されると信じているかのようだ。私は恋愛映画もミュージカル映画も苦手だが、映画ファンのリトマス試験紙のようになっている話題作品を見逃すこともできず覗いてきた。
ネット上で何故かカルトな人気を持っているシュールな4コマ漫画。読んでいなくとも、ネットをやっていると一コマだけ抜き出された画像を見たことはある、という人は多いのではないだろうか。私もその一人だったのだが実際にはどのような内容なのか知りたくて読んでみた。のだがシュールすぎて読んでみてもよくわからなかった……。
第二次世界大戦時、英国情報局に所属しドイツ軍のエニグマ暗号の解読を行った天才数学者アラン・チューリングを主人公としたノンフィクション映画。
社会人百合漫画。恋愛を主軸にした作品は恋愛以外の要素が重要になるというのが私の意見であるが、まっとうに生きて積み上げなければ幸せになれないという頑なな信念とマイノリティであるビアンとして生きていくことの相反を持つ主人公が描かれているのが印象的。
ここ数年でおそらく一番有名なマイナー漫画。なんか矛盾している気がするが一般人は全然知らない一方で、漫画のファンなら読んでいないと馬鹿にされるみたいな知名度がある。
そういう立ち位置の作品なのだが私はそんなことは特に意に介さず、ネットミームの「アイツ○○の話になると早口になるの気持ち悪いよな……」「よしなよ」の元ネタということで読んだ。