2020年~2022年に渡って『ビッグコミックスピリッツ』に連載された。数多くの賞を受賞し、2024年にアニメ化もされている。
もう既にもの凄く評価されている作品なので、そこに安心してちょっと言いたい。「非常にエンタメしている傑作である」という点は大前提として、その上でやっぱりあんましこの作品好きじゃ無い。
2020年~2022年に渡って『ビッグコミックスピリッツ』に連載された。数多くの賞を受賞し、2024年にアニメ化もされている。
もう既にもの凄く評価されている作品なので、そこに安心してちょっと言いたい。「非常にエンタメしている傑作である」という点は大前提として、その上でやっぱりあんましこの作品好きじゃ無い。
2019年発行。主に日本政府の科学政策の失敗が大学や研究に悪影響を及ぼして悲惨な状態にあることをまとめ上げた功績で、2020年度の『科学ジャーナリスト賞』を受賞している。
2020年発行。タイトルのイメージで疑似科学の本っぽさがある(「真実」って単語もう使いづらいよな……)が内容はむしろ逆。フェイクニュースはびこる現代で最期の拠り所となる科学の分野ですらその確からしさは数多の要素によって脅かされている、という内容の書籍である。
「なんで春日影やったの!!!!!」
2023年Q3放送。人気シリーズ「Bang Dream!」の(番外編を除くと)4期目のアニメとなり、主人公チームを一新した新シリーズとなった。既に円熟の域に達しているIPだった為初見は余り多くなかったはずだが、後半の展開が話題になってからは一気に火が付いた作品となった。
2023年の百合界隈でブッチ切りNo.1で弄られた「なんで春日影やったの!?」の震源地が本作となる。
人気アイドルIP「ラブライブ!」シリーズ作品で、1期(2021年Q3)、2期(2022Q3)、3期(2024Q4)と計3クールに渡って放送された。
シリーズで初めて「主人公らが進級して後輩が入ってきて人数が増えていく」と言う要素を加えた作品であり、それまでのシリーズと差別化を図っている。それが上手くいったかはなんとも言えないが……。
1979年放映。アルカジイ&ボリス・ストルガツキイ兄弟原作のSF小説『ストーカー』(記事)を原作にアンドレイ・タルコフスキーが手がけた。原作小説同様、『2001年宇宙の旅』的な観念的な内容の作品となる。
なおタルコフスキーの映画はモスフィルムのYouTube公式チャンネルに複数アップロードされており、本作も日本語字幕有りで見ることが出来る。(記事内にリンク有り)
「ピクニックだよ。こんなふうに想像してみたまえ──森、田舎道、草っ原。車が田舎道から草っ原へ走り下りる。車から若い男女が降りてきて、酒瓶や食料の入った 籠、トランジスタラジオ、カメラを車からおろす……テントが張られ、キャンプファイアが赤々と燃え、音楽が流れる。だが朝がくると去っていく。一晩中まんじりともせず恐怖で 戦きながら目の前で起こっていることを眺めていた獣や鳥や昆虫たちが隠れ家から這いだしてくる。で、そこで何を見るだろう? 草の上にオイルが溜まり、ガソリンがこぼれている。役にたたなくなった点火プラグやオイルフィルタが放り投げてある。(中略)」
「わかりますよ。道端のキャンプですね」
「まさにそのとおりだ。どこか宇宙の道端でやるキャンプ、 路傍のピクニック というわけだ。きみは、連中が戻ってくるかどうか知りたがっている」
1972年発表のロシア発SF小説。原題の訳は英語では「Roadside Picnic」、日本語では「路傍のピクニック」だが、アンドレイ・タルコフスキーの1979年の映画タイトルに基づいて邦題は「ストーカー」となっている。
ファーストコンタクトテーマの古典的名作であり、人気オープンワールドゲーム「S.T.A.L.K.E.R.」や、アニメ化もした小説「裏世界ピクニック」(記事)等の元ネタとなった。
続きを読む アルカジイ&ボリス・ストルガツキイ『ストーカー』
1948年発行。SF小説界の古典的名作という位置づけの作品であるが、今読むと色々なことが唐突で目が滑るストーリーテリングになかなか参ってしまう。非常に読みづらいのでちょっと戻って再読が多発するので結局テンポ良くないし、これは翻訳でも良くなりようが無いよなぁ……。
1988年公開。後世の創作に多大な影響を及ぼしたレジェンドアニメで、今見ても凄まじい作画をしていることが分かる。まぁ私は金田と鉄雄の関係に悶えていたところが大きかったりするんですが……。
知る人ぞ知るといった評価の作家ルーシャス・シェパードの連作短編シリーズの第1巻となる。魔法によって動くことが叶わなくなり、その体がある種の自然環境となった巨竜グリオールを取り巻く人間模様が書かれている。ドラゴンという「ファンタジー作品の定番」は幻想的な話を想起させるが、本作に書かれた物語はそれを裏切るように泥臭い。
この記事を挙げた現在ではkindle unlimitedの対象であるので、本サービス利用者は手に取りやすい作品と言える。