私が差し出せるのは血と労苦と涙と汗だけだ。“I have nothing to offer but blood, toil, tears and sweat.”
(1940年5月13日 ウィンストン・チャーチル)
『大ヒットゲーム開発者たちの激戦記』という副題がまさしくふさわしい開発者たちの悲喜交々を書いている。著者のシュライアーはゲーム系メディアであるコタク(Kotaku)のニュース編集者で、方々に取材して得た生々しい現場の声を本書で明かしてくれる。
私が差し出せるのは血と労苦と涙と汗だけだ。“I have nothing to offer but blood, toil, tears and sweat.”
(1940年5月13日 ウィンストン・チャーチル)
『大ヒットゲーム開発者たちの激戦記』という副題がまさしくふさわしい開発者たちの悲喜交々を書いている。著者のシュライアーはゲーム系メディアであるコタク(Kotaku)のニュース編集者で、方々に取材して得た生々しい現場の声を本書で明かしてくれる。
2012年作品。「どうやって続編作るんだよこれ……」と色々な意味で言いたくなるような個性的作品の続編であるが、「よく作ったな……」と感心するくらい『ダンガンロンパ』の正統進化してる。
この記事に限らず本サイトはネタバレ有りの感想を書いているので未プレイの人であれば以下の本文は気をつけること。
ブラウザ・アプリゲームの『アイドルマスターシャイニーカラーズ(通称シャニマス)』には洋楽に元ネタがある要素が時々登場する。元ネタの洋楽をまとめたSpotifyのリストを公開し、記事内で解説を書いた。
Spotify Playlist - Foreign Music in THE IDOLM@STER SHINY COLORS
以前、作家の上遠野浩平(代表作『ブギーポップシリーズ』)作品に登場する洋楽元ネタをSpotifyの公開リストにまとめ、軽く解説する記事を書いたが、本稿はその姉妹記事となる。
全世界をボトルに入れたらどうだね、スーパーマン?
「スーパーマンがアメリカではなくソ連で育っていたら?」という、いわゆるifもの、エルスもの作品。ともすれば資本主義と共産主義という政治的な視点が入ってきそうな設定であるが、そうはならず、人類社会すべてに向けられたシニシズム溢れる名作である。
海洋オープンワールドサバイバルゲームであるが、序盤サバイバル、中盤ホラー、終盤アドベンチャーという評があまりにも適格である。自分の脚の下になんにもない真っ黒な空間が広がっていることの恐怖をこれほど感じる作品も無い。
クリアに72時間くらいかかってしまった……。これからプレイする人はある程度したら素直に攻略を見ることを推奨する。特に資源の探索は「スキャナールームの設置」と「そのスキャン結果を常時表示するための装備品であるHUD」の存在を前提としているので、攻略情報ゼロでこれを知ったときは喜びよりも大きな落胆でリアルに大きな声を上げてしまった。
1970年代を中心に日本製SF漫画の傑作短編を集めたアンソロジー。
色々な作品が掲載されているが、個人的には佐藤史生の『金星樹』がお気に入り。人間の常識的な感覚と科学的事象の間に産まれる無情なギャップから人間ドラマが生じる、まさしくSFならではの傑作である。
世界唯一の百合専門雑誌『コミック百合姫』には毎号巻末に『HIME CAFE』という読者投稿のコーナーがあり、毎回連載中の作者とその担当者が読者からの質問投稿に答える内容になっている。
本記事は各号の作家と担当者を一覧にして掲載した。単行本には掲載されない裏話を調べたいファンの足がかりになれば幸いである……まぁ私が一覧欲しくて一迅社のページとか探しても見つからなかったから作ったってだけなんですけどね?
余談だが、作者と担当者は『読者からの質問に答えている人』なのでインタビュイー(interviewee。インタビューされている人という意味)がふさわしい気もするのだが、コメンテーターと呼ばれているようだ。