2025年放映。ファーストガンダムのif作品という位置づけで、個人的には「既に古典に差し掛かったガンダムという作品を現代の視点で再解釈して構成する」というのを期待していたのだが、そういう感じでは無かった。一方でSNSウケは近年で最高だったので、現代でウケるにはどうしたらよいかについてチューニングされた作品だったという印象。
「アニメ」カテゴリーアーカイブ
Bang Dream! It’s MyGO!!!!!
「なんで春日影やったの!!!!!」
2023年Q3放送。人気シリーズ「Bang Dream!」の(番外編を除くと)4期目のアニメとなり、主人公チームを一新した新シリーズとなった。既に円熟の域に達しているIPだった為初見は余り多くなかったはずだが、後半の展開が話題になってからは一気に火が付いた作品となった。
2023年の百合界隈でブッチ切りNo.1で弄られた「なんで春日影やったの!?」の震源地が本作となる。
ラブライブ!スーパースター!! アニメ1期~3期
人気アイドルIP「ラブライブ!」シリーズ作品で、1期(2021年Q3)、2期(2022Q3)、3期(2024Q4)と計3クールに渡って放送された。
シリーズで初めて「主人公らが進級して後輩が入ってきて人数が増えていく」と言う要素を加えた作品であり、それまでのシリーズと差別化を図っている。それが上手くいったかはなんとも言えないが……。
AKIRA (劇場版)
1988年公開。後世の創作に多大な影響を及ぼしたレジェンドアニメで、今見ても凄まじい作画をしていることが分かる。まぁ私は金田と鉄雄の関係に悶えていたところが大きかったりするんですが……。
機動戦士ガンダムSEED FREEDOM
2024年放映。本編2002年、続編2004年に放映した『ガンダムSEED』の約20年ぶりの完全新作劇場版。TV版放映当時は賛否両論というか猛烈に叩かれていた作品だが、20年の時を経てかなり肯定的な評価になっていて驚いた。
機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-
1998年放映。TVアニメ『機動戦艦ナデシコ(記事)』の続編となる劇場版である。オタクであることに対して自覚的であったり批評的であったりもするが表面上は明るかったTV版とはトーンが大分異なり、「無情さ」「やるせなさ」が強調される作風となった。ルリルリを見に行ったオタクたちがこんなにAKITO、AKITO言うようになるなんて……。
機動戦艦ナデシコ
1996年放映。悪名高いスターチャイルド大月Pからすれば(少なくとも当初は)「エヴァに乗り遅れたオタクのためのライトな入口」として目論んだ作品らしいのだが、どんな化学反応によるものか他には無い強烈な個性を持つ作品として産まれた。
オタク作品であるということに自覚的で、自虐的で、批評的で、自己言及性に溢れた尖った作品であり、90年代のオタク文化を語るには避けては通れない作品である。
なお劇場版の感想はこちら。
リコリス・リコイル
通称「リコリコ」。よくあるトンチキアニメだと思っていたのにあれよあれよという間に話題のアニメに。自分は百合厨なのだが宣伝とかで表に出してるちさたきの関係より脇役のゲイカップルの方が印象が残る不思議な作品だった。
神々の山嶺 (フランス製アニメ映画版)
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア (映画版)
ララァ・スンは私の母になってくれるかも知れなかった女性だ!そのララァを殺したお前に言えたことか!
1988年放映、通称「逆シャア」。初代から続くアムロとシャアの因縁が集結する完結編という立場の作品のはずだがなんじゃこりゃというか、この締まらない終わり方だったからこそガンダムというIPは続いていったんだろうな、と考えてしまう。