ラブライブ!サンシャイン!! The School Idol Movie Over the Rainbow


ラブライブ!サンシャイン!!シリーズの完結編となる劇場版。作品の内外で強烈にブームとなったμ’sを終結させる内容だった初代に対して、これからも物語が続いていくことを予期させる締め方だった。

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浦の星女学院のスクールアイドルとして参加する最後の「ラブライブ!」で見事優勝を果たしたAqours。
新たな学校への編入の準備を進める2年生、1年生の前に、想定外のトラブルが連発!?
さらに、卒業旅行へ向かった3年生が行方不明に!?
離れ離れになって初めて気づく、お互いの存在の大きさ。
新しい一歩を踏み出すために、Aqoursが辿り着いた答えとは——? – 公式サイト

ラブライブ!初代は1期でハマって2期で「う、うん……」ってなって劇場版は若干惰性で行ったような感じだったのが、2世のサンシャインでもまさしくそんな感じを踏襲した。それでも放映初日に行くぐらいの人間ではあるんだけど。

お話は……良くも悪くもラブライブ!だなって感じ。作中で壁が立ちはだかっても、キャラクターの「私わかったよ!」にエビデンスが必要ないのがラブライブのシナリオ文法なので問題の解決も容易である。そういうわけで作中には統合先の不信感問題、マリーママ問題、理亜ちゃん問題、3年生卒業問題とかが林立するのだがとりあえず解決する。見ていると何度もファンに見て貰う映画なら「視聴者がわかりきっていることで作中のキャラが悩む」のを繰り返し見るって結構ストレスだと思うからそんなに谷作らなくても良いのになぁという気がする。

新キャラの月ちゃんが曜ちゃんの従姉妹なのは事実なんだろうけど、どうみても小原家のスパイなのに何かあるんだろうなと思っていたら最後まで何も無かった。公衆電話にかかってきた電話に出たり、(なんの情報も無かったはずなのにセーフハウスにやってきた)小原ママのお見送りの丁寧な仕草はなんだったんだよ……。男性キャラだったらCV:石田彰だったぞこの子。

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推測なのだが月ちゃんに関しては、製作途中で紆余曲折あったためにキャラクターの役割が中途半端に残って組み合わさったんじゃないかという気がする。余談だが(太)曜にたいして月なのかと思っていたが、「ちか」を1文字ずらすと「つき」になるという業が深すぎる説が出ていて悩ましい。初代映画の高橋みなみボイスのキャラみたいなことやる予定でもあったのだろうか?

ラストシーンにも象徴されているようにシリーズを世代交代して次に繋げる必要があるのだが、次に控える虹ヶ咲に上手くつなげていない感がある。いまだに内容が見えてこないスクスタは、本来この映画の時にはリリース済みで映画のチケットにスクスタ特典を付けてヒットさせる予定だったはずである。冒頭のフォトセッションは多分それ無しでSNSで話題になるための工夫なんだろう。

大ヒットを誰も予想していなかったので行き当たりばったりになるのはしょうがなかったμ’sと違い、十分に準備期間を設けたサンシャインはロードマップも取りやすかったとは思うのだが、実際に蓋を開いてみるとなんかそうでもなかった。サザエさん時空みたいにして3期4期とやっていけば良かったのになぁ。学年をばらけさせていることがそもそも良くないと思っている(同じブシロードの少女☆歌劇レヴュースタァライトが全員同学年にしているので余計そう思う)のだが、終わりのある物語に設定して実際終わりが来てしまった。初代よりも声優の方に注目が集まる意外な方向に行ったサンシャインだが今後はそちらに注力するのだろうか。


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