フォールアウト3 (Fallout 3)

核戦争後の荒廃した世界を舞台にしたFalloutシリーズの(外伝を除けば)3作目で、オープンワールドゲームとして大ヒットした。このシリーズは版権が複雑なのだが、ベセスダ・ソフトワークスが本作から権利を取得しており、『The Elder Scrolls IV: オブリビオン』制作チームによって新Fallout第1弾とでもいうべき作品になっている。

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『Fallout:New Vegas』もそうだったが、とにかくCTDが多くてまともにゲームにならない。Nexus Mod ManagerでUPDATED Unofficial Fallout 3 Patch入れて、Large Address Aware 4GB(通称4GBパッチ)入れてバニラよりはマシになったかな?と思ったがやっぱりCTDするところではする。

いわゆる、おま環(=おまえの環境でそうなるだけ)もあるし印象でしかないのだが、スーパーミュータントが出るところで頻発する傾向があるように感じる。GECKを回収するVault87なんかは、同じところで何度も起きるから発狂するかと思った。なおSteam版は日本語化も手動でしなければならなかったので(有志のおかげでかなり簡略化されているが)そういう意味でも手のかかるゲームだった。

『Fallout4』(記事)→『Fallout:New Vegas』(記事)→本作とシリーズを逆行する流れでプレイ。NV同様初めて1時間くらいでプレイが止まった状態だった。「この先どうすんねん……」という感じだったので意欲がわかずに止まっていたのだと思うのだが、再開してモイラからのサブクエストで行ったウルトラスーパーマーケットが序盤にしては宝の山でしっかり武装出来て俄然やる気が出た。

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やっぱり序盤にこういうのが無いと始まらない。このころはSkillのシステムも理解してなかったからSpeech上げて会話を有利にすりゃ何とかなるってのも分かってなかったんだよな(で序盤にメガトンのモリアーティから洗礼受けちゃう)。NVを経ていたおかげでこのシステムと、レイダーが落とす武器防具をニコイチで修理すれば彼らは「キャップを落とす獲物」であるってのを分かっていたので、これで勢いがついた。

その後はメインクエストを中心に割とささっと進めてしまった。何せクリア時点でテンペニータワーに行ってなかったくらいなのでもったいなかったかもしれない。これでプレイしたFalloutシリーズは3作品目になるがメインシナリオはこれが一番好きだ。非常に王道で演出も素晴らしい。2で壊滅したエンクレイヴを分かりやすい悪役として再度登場させたり、本来テック・レイダーと揶揄されるBoSにリオンズ派閥という設定を付けて正義の味方として出したり、シナリオに(別会社が過去シリーズで作った既存の)設定の方を引っ張っていることが分かるが悪くないやり方だと思う。新Fallout第1作目としてのキャッチ―さは大ヒットの要因の一つになっていると思う。

余談だが『Fallout4』プレイ後に見ると、クエストThe Replicated Man当たりの設定に驚く。人造人間、連邦、インスティチュート、レールロードという単語がすでに登場している。この時点で4のシナリオ方針がある程度できていたんだろうか。レールロードに至ってはヴィクトリア・ワッツがちょっと関係してくるだけだから3の時点ではなんじゃこれとしか思えない。Drリーがインスティチュートに行って4本編でBoSに戻ってくるのって3を踏まえていると割と自然な展開なんだな。Wired ReflexesのPerkで強くなったVATSでDrジマーをA3-21プラズマライフルで粘液に変えながら感心したのだった。

本編クリア後もDLCなどがあるが、いくつか気になっていたクエストを完了してとりあえず終了。Nexus Mod Manager経由のFOSEでゲームを立ち上げていたのでプレイ時間は分からず(Steam上で何故かプレイ時間5分とかになってるんだけど、いくらなんでももっとやってると思う)。日数でいうと10日間ぐらいでクリアだったから、「どんなゲームなんだろう?」ってずっと気にし続けるぐらいならもっと早くプレイしていればよかったな。

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