さらざんまい


少女革命ウテナ、輪るピングドラム等で有名なイクニこと幾原邦彦監督作品。「俺、これで腐女子の『しんどい』分かった!」とか言うと「違うよクソ!」って言われそうだが、実際良かった。

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舞台は浅草。中学2年生の矢逆一稀、久慈悠、陣内燕太の3人はある日、謎のカッパ型生命体“ケッピ”に出会い、無理やり尻子玉を奪われカッパに変身させられてしまう。『元の姿に戻りたければ“ある方法”でつながり、ゾンビの尻子玉を持ってこい』ケッピにそう告げられる3人。少年たちはつながりあい、ゾンビの尻子玉を奪うことができるのか?!同じ頃、新星玲央と阿久津真武が勤務する交番でも何かが起ころうとしていたー。 – 公式サイト

前回監督したユリ熊嵐で螺旋階段が出た瞬間に「またかよ!」って吹いたぐらいの知識はある私だが、正直当初は「今回は男キャラばっかりだし女性向けのBL仕立ての話なのかな……」と敬遠していた。のだが結局見たらイクニ全開の演出で引き込まれ、最後までしっかり見てしまった。

イクニ作品は何でもそうなのだが序盤は本当に意味分かんない。一方で演出は凄いので「よく分からないけど凄い」という状態のまま、一稀の女装、燕太の裏切りホモ、殺人と大麻栽培やっているのに一番まともな悠で次回を楽しみに待つような状態になっていた。その当時は「ふ~ん、久慈って人殺したことあるんだ?じゃ明日の握手会で拉致よろしくな!」みたいな一稀サイコネタで爆笑してたのに、だんだんおつらいというか今まで笑い飛ばしていたところが各キャラには真剣だったんだみたいな展開で真顔になってきた。

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その辺からレオマブも絡んでくるんだが、この二人は普段BL見ない男性の自分からでも「むっ!」と来るようなしんどさある。(「今マブ→レオ→元マブ」って関係に猛烈なエモさ感じてたんだけど、結局マブは偽物じゃなかったでいいんだっけ?)作中のレオからあんなに執着していたマブの存在が消えてしまい、放送同時刻にリアルの公式Twitterアカウントの変化でもつながりの消失を表現するというメタ巻き込んだ演出にも、もの凄い唸った。既に誰かやってそうだが、実際にはこれが初だろう。

そんな感じで色々あったけど最後は凄い爽やか。レオマブ復活早いな!ってちょっと思ったけど……。一方で最終回ED全部使って悠が少年刑務所に入って出所したのびっくりした。イクニ作品ってやったことの責任をちゃんと取らせるけどこんな現実的な取らせ方アニメで始めてみた。それでも吹っ切れてるし一稀と燕太が当然のようにいるのいいよね。

完全に余談だがOPを歌っているKANA-BOONのベースが放送中に失踪して、作中の描写とシンクロしたのは申し訳ないが吹いた。レオマブのメタネタ用意していたスタッフも唖然としたことだろう。そんな彼も(多分)つながりたいから帰ってきた。さらざんまいである。


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