「アメコミ」タグアーカイブ

グリーンランタン:リバース – ジェフ・ジョーンズ

映画『グリーンランタン』の公開に合わせて2011年に邦訳された本書がグリーンランタン主役の本としては初邦訳となる。DCコミックスのメインストーリーでいわゆる悪堕ち状態になり主人公の座からは遠ざかっていたハル・ジョーダンをライターのジェフ・ジョーンズが本書で復活させて、以降は再び主役を張るようになる。そういう意味ではジェフ・ジョーンズ版グリーンランタンの第一巻と言えるかもしれない。

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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー/コンプリート・ヒストリー – マーク・スメラク

「オリジナルの1969年版から”ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”の名前を盗むというのは、土壇場で思いついたんだ」とアブネットは言う。「名前を盗むのは彼らの様な無法者の一団、海賊にも似たはみ出し者に相応しい行動でもある。また同時に”オリジナル”のガーディアンズに関わる物語の可能性も開かれる」 (p76)

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(記事)に合わせてその一か月前に発売されているが、映画用の副読本というわけではない。アメコミはキャラクターの設定を一新したりクロスオーバーさせたりして何十年も使いまわしてきたわけだが、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(GotG)もまた誕生してからの数十年で色々あったということを各時代のイラストとともに振り返って解説してくれる豪華本。

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インフィニティ・ガントレット – ジム・スターリン

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)世界の重要アイテムであるインフィニティストーンの原作版となるインフィニティジェムが中心となるストーリーであるが、MCUが始まってから10年くらいたってようやく邦訳となった。

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ブラックパンサー:暁の黒豹 – レジナルド・ハドリン

マーベルのヒーローであるブラックパンサーを主人公とした作品。メインの底本となっているのは2005年から開始したシリーズの1巻目『Who is the Black Panther?』で、更に最初はファンタスティック・フォーのゲストキャラとして登場したブラックパンサー初登場時のエピソードも収録されている。

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アクアマン:王の遺産 (The New 52!) – ジェフ・ジョーンズ

DC社のアメコミシリーズで、ジャスティスリーグの一員であるアクアマンのThe New 52!における第2巻。2012年5月から12月にかけて刊行されVol2にまとめられた#7~#13に、#0(2012年11月)と#14(2013年1月)を加えた日本版独自編集となっている。

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アクアマン:アトランティスの王 (The New 52!) – ジェフ・ジョーンズ

DC社のアメコミシリーズで、ジャスティスリーグの一員であるアクアマンのThe New 52!における第一巻。2011年11月から翌年4月にかけて刊行された#1~#6をまとめたVol1が底本となる。

アクアマンは現実のアメリカでは長いことネタキャラ扱いだった、というのはアメコミに詳しくない私には意外だったが「理解されずとも戦う孤高のヒーロー」としてその辺を上手く昇華する形で描かれている。

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ジャスティス・リーグ:誕生 (The New 52!) – ジェフ・ジョーンズ

現在最新版のDCユニバースとなるThe New 52!におけるジャスティス・リーグの第1巻。7人のヒーローが全員集まってチームを結成する話がたったの1冊で出来ているのはなかなか凄い。

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デッドプール マーク・ウィズ・ア・マウス – ヴィクター・ギシュラー

デッドプールの初邦訳作品。頭がイカれているが一流の傭兵である俺ちゃんの活躍が336ページというボリュームで描かれる。自らをコミックの登場人物である理解しているデップーさんなので第四の壁を超える表現が山ほど出てくると思ったらそうでもなかったのが意外。

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バットマン:ロング・ハロウィーン – ジェフ・ローブ

映画『ダークナイト』に大きく影響を与えた、ミステリ、ノワール仕立てのバットマン作品。バットマン、ゴードン、デントの結束が崩壊し、事件が終了しても誰が犯人だったのか明確にはならない、終始陰鬱な話である。

読んだ後に気が付いたのだがこのタイトルって、作中では「ハロウィーンから始まった一連の事件」を指しているが、メタ的にはバットマンの登場でマフィア勢力が弱くなって、代わりに「仮装した個人(ヴィラン)が台頭する長いハロウィーン」が始まることを暗示しているんだな。

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バットマン:イヤーワン/イヤーツー

バットマンのオリジンである『イヤーワン』、それに続く『イヤーツー』を収録。人気ライターのフランク・ミラーが担当しているイヤーワンの評価が高いようだが、個人的にはバットマン設定の美味しいところが山盛りになったイヤーツーの方が好き。

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