「2005」タグアーカイブ

キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー – エド・ブルベイカー

同タイトルの映画の原作であるが、色々と別物。死んだキャラクターがなんやかんやあって結局蘇る運命にあるアメコミ界において、スパイダーマンのベンおじさん、バットマンの二代目ロビン(ジェイソン・トッド)、そしてキャプテン・アメリカのバッキーの三人が長らく蘇らない三大キャラとされていた……のだが結局ベンおじさん以外の二人は今は元気に活躍している。そのうちの一人バッキーを蘇らせたのが本作。

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ディープ・スロート 大統領を葬った男 – ボブ・ウッドワード

連絡をとりあう方法を、あらかじめ決めておく必要がある――人に気づかれるおそれがなく、勘ぐられないような環境の変化を利用する、とフェルトは言った。(中略)緊急に会わなければならない場合には、手摺近くに置いてある植木鉢を奥に引っ込めることに決まった。(p67)

ウォーターゲート事件の内部告発者ディープスロートの正体である当時のFBI副長官マーク・フェルトを、リーク先であったワシントンポストの記者ボブ・ウッドワードから書いたノンフィクション。

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ブラックパンサー:暁の黒豹 – レジナルド・ハドリン

マーベルのヒーローであるブラックパンサーを主人公とした作品。メインの底本となっているのは2005年から開始したシリーズの1巻目『Who is the Black Panther?』で、更に最初はファンタスティック・フォーのゲストキャラとして登場したブラックパンサー初登場時のエピソードも収録されている。

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わたしを離さないで – カズオ・イシグロ

先日ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロの代表作。特殊な人生を強いられた主人公らから生命や倫理を問う文学的な内容であるが、その前提となる設定がしっくりこなかったこともあってか、個人的にはそれほど。

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ボブ・ディラン全詩集 1962-2001

ボブ・ディランのノーベル文学賞を受けて、海外ロックファンのくせに対して知らなかった為に慌てて勉強することにした私であるが、その為に近所の図書館から取り寄せた本。

愛蔵版ともいうべき本で原語と和訳で一冊ずつという豪華版である。しかし何もB5判で作らなくても良かったんじゃないか。厚さも2~3cmくらいあるので2冊持って帰るの結構重かった。なお、この本で2005年発売の本でディランはその後も曲の発表を行っているので、現在においては「全」詩集ではない。

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ロード・オブ・ウォー

戦争ではなく、戦争をする人間やマフィアを相手に商売をする武器商人を主人公にした作品。一応フィクション作品ではあるのだが、実在の人物複数に取材をしたうえで書かれており半分実話に基づく。メインになるのは銃撃戦ではなく、軍事を商売にして成り上がっていくビジネスマンである。

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