コミック百合姫に掲載された読み切り作品の再録アンソロジー。主に2019年から2020年にかけて掲載されたものの中から12作品収録している。
以前、百合姫掲載読み切りで単行本に収録されてない作品の感想を『百合姫の単行本未収録読み切り漫画』という記事にまとめたのだが、その中から3作品選ばれていた。なので本記事はほとんどそこからの再掲。
コミック百合姫に掲載された読み切り作品の再録アンソロジー。主に2019年から2020年にかけて掲載されたものの中から12作品収録している。
以前、百合姫掲載読み切りで単行本に収録されてない作品の感想を『百合姫の単行本未収録読み切り漫画』という記事にまとめたのだが、その中から3作品選ばれていた。なので本記事はほとんどそこからの再掲。
1900年のイギリスを舞台にした、英国貴族令嬢と日本人メイドを描く百合漫画。国籍・身分という障害から生まれるドラマと、ヴィクトリア時代に対する作者の熱烈な愛のなせる描写が織りなす作品。
2018年放映。最もメインとなっているアイドル要素を放映までサプライズ要素にしたりコラボ先の佐賀県ネタをふんだんに盛り込むような「仕掛け」てくる作品で、作中の盛り上がりに連動するかのように大ヒットした。ようやく見たんだけど、激重墓荒らしの乾君が好きです。
微博(Weibo。Twitterが使えない中国におけるSNSで、しばしば中国版Twitterとされる)で大ヒットし、日本にも翻訳上陸した漫画。百合作品ということで紹介されて読んでみたが、主人公の女の子二人以外の(男性キャラを含んだ)キャラクターもしょっちゅう出てくるので、高校青春ものといった方が近いかも知れない。
世界唯一の百合専門雑誌『百合姫』に掲載された読み切りで、単行本には未収録の為その号を読む以外に閲覧手段が無い作品の感想をまとめた。対象期間は電子書籍化した2017年1月号以降で、新しいものから順番に古くなるようにしている。
追記:……という触れ込みでこの記事を作ったのだが、私と同じようにあの読み切りを単行本で読めるようにしたいという要望が高かった為か、『ユリビュート 百合姫読切再録集』という再録本が(電子書籍のみの発行ではあるが)出版された。
そういうわけでこの記事に掲載していた、純玲『スノウトーク』、さかなや『蔓日々草』、のちむゆ『わたしのこい』の3篇の感想はそっちの記事に移すことにした。めでたいことではあるが、この記事はちょっとスカスカになっちゃったかもね。 続きを読む 百合姫の単行本未収録読み切り漫画
全8話の短編集であるが同一の世界の話で一部登場人物が重複するところがある。最初の2編で闇の百合として読んでいたのであるが、途中から「こ、これ結構真面目なテーマに行ったな……」と狼狽えた。主にGLの方向から見たマイノリティテーマの話。
「何かあった?」
「何かない日なんてないの」
青年誌的な躍動感ある絵柄から迸る激情の嵐が、作者が無名の新人であるにもかかわらず発表当初から話題になった衝撃作。いわゆる『萌え』とは異なる文脈の作風であるが、女性間の強烈な感情の描写が特に百合のファンの間で『巨大感情』とされ話題となった。
本記事はネタバレで描いているので、読んでいない方はこんなサイト見てないで取りあえずComicWalkerかpixivコミックあたりで1話目の試し読みをオススメしたい。読んだら次の瞬間にはAmazonとかでポチってしてますよ、きっと。
EP7から続いた3部作のみならず、EP1から続いたスカイウォーカーシリーズ9部作の完結編となるスター・ウォーズ最新作。
そういうめでたい作品であるにも関わらず、前作の評判があまりにも悪かったために視聴者の最大公約数的な関心は「そこからどのように巻き返すのか」であった。映画史上最大とも言えるシリーズ、スター・ウォーズのシリーズ最終作に観客が向けた最大の注目点は「どのように敗戦処理をするか」だった……この事実にはもう、なんとも言えない……。
『トライガン』作者、内藤泰弘の異界アクションバトル漫画の続編。「最初から最後まで1本描くと漫画力が上がるなら、48P完結1本よりも16P完結3本の方が経験値は上がるはず」という思想で基本的に一話完結で構成されており、突飛な設定を上手くまとめたエピソードを読むことが出来る。