ゆりゆり – なもり


ゆるゆり作者なもりの短編集。1巻はオリジナル同人誌の再録本、2巻は百合姫の読み切りを掲載したもので1巻から7年ほど経ってからようやく出版された。

代表作ゆるゆりの作風からきらら的な内容を想起しがちであるが、どれも王道とも言えるハッピーエンドな百合作品である……2巻の途中までは。

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友情、初恋、慕情、嘘、残酷さ、そして妄想まで。少女と少女の間にたゆたう捉えようのない声を確かに紡ぐ、なもり渾身の百合短編集。 – 一迅社

巻毎の感想

1巻

同人誌として出していたオリジナル百合5冊分の再録本。この形式あんまりよく言わない人もいるらしいのだが、終わりに各エピソードのオマケが新録されていいるし、個人的には好きな形式だな。読んでみると「なもり先生ストレートに良い百合描けるじゃん!」みたいな(なんか失礼な)感心をしてしまう。

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2巻

全5編からなっており、最初の3編は10年くらい前に描かれた読み切り、残る2編が今年に入ってから描かれた読み切りで、それぞれで全然毛色が違う。最初の3編は1巻のようなハッピーエンド的な話なのだが、残る2編……。

以前、なもり先生が百合姫の表紙描いてたとき普段の作風からは信じられないくらい真っ黒黒助な内容で「こういう話も描くんですねぇ……(ニチャア」って感心したものだがその延長線上にあるような話である。4話目読んだ後、最初に見た時と同じ気持ちで表紙を見られないんですが……。

昔、森島明子先生が、レズは一人でいてもレズだが、百合は女が二人いてそれを外部から見てはじめて百合になるみたいなことをどっかで言ってて、知ったときすごい感心したんだけど、それに照らし合わせると最後の話は百合じゃあないんじゃないですか、なもり先生!?


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