現代の「本当に有った怖い話」。実業家マクファーランドが夢の豪華フェス『FYREフェスティバル』をぶち上げるも惨憺たる有様に終わってしまった実話を扱う。ロジスティクスの軽視、イメージ先行で進むことの危うさ等、現代の寓話とでも言うべき示唆に満ちている。
「2019」タグアーカイブ
ブラッドステインド:リチュアル・オブ・ザ・ナイト (Bloodstained: Ritual of the Night)
俺ブラッドステインドで悪魔城わかった!
悪魔城本家本元の開発者が顧客の望んでいるものを作った結果100万本売れた作品。「メトロイドヴァニアの作品をプレイしたい」と言う人がいたら真っ先に薦めたい。初クリア時間は約20時間。
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きたない君がいちばんかわいい – まにお
通称「きたかわ」。第1巻の表紙を見た瞬間に「あれ?これ2~3巻あたりでこうなるよね?」「タイトルの『君』って多分さぁ……」って理解(ワカ)る人はもう全くその通りなので、こんな記事読んでないでレジ行ってください。
本記事(に限らず本サイトの記事)はネタバレ感想なのでご覧になる方はそのつもりで。
まちカドまぞく アニメ版第1期
2019年放映のいわゆる『きららアニメ』。一見可愛い雰囲気の中に時々重い設定が紛れ込む作風の原作が質の良いコメディアニメになり大ヒットした。見たんですが結局「シャミ子が悪いんだよ」は言っていませんでした。
さよならローズガーデン 全3巻 – 毒田ペパ子
1900年のイギリスを舞台にした、英国貴族令嬢と日本人メイドを描く百合漫画。国籍・身分という障害から生まれるドラマと、ヴィクトリア時代に対する作者の熱烈な愛のなせる描写が織りなす作品。
一端の子 – 深山はな
全8話の短編集であるが同一の世界の話で一部登場人物が重複するところがある。最初の2編で闇の百合として読んでいたのであるが、途中から「こ、これ結構真面目なテーマに行ったな……」と狼狽えた。主にGLの方向から見たマイノリティテーマの話。
スター・ウォーズ Episode9 スカイウォーカーの夜明け
EP7から続いた3部作のみならず、EP1から続いたスカイウォーカーシリーズ9部作の完結編となるスター・ウォーズ最新作。
そういうめでたい作品であるにも関わらず、前作の評判があまりにも悪かったために視聴者の最大公約数的な関心は「そこからどのように巻き返すのか」であった。映画史上最大とも言えるシリーズ、スター・ウォーズのシリーズ最終作に観客が向けた最大の注目点は「どのように敗戦処理をするか」だった……この事実にはもう、なんとも言えない……。
アウターワールド (The Outer Worlds)
Fallout:New Vegasを製作したObsidian Entertainmant製のRPG。膨大にある選択肢に対して主人公がどれを選んだかでエンディングが変わる今時珍しいくらいの古き良きRPGである。
ルミナス=ブルー 全2巻 – 岩見樹代子
青年誌寄りの味わいと美麗な絵の著者の初連載ということで大期待だったが、2巻完結になってしまいショックを受けた。歪んでいるともいえる深い愛情を持ち味とする著者が、普段よりマイルドにしつつも暗い感情を描き上げている。なお元カノと縒りを戻す元サヤ百合という珍しいジャンルの作品でもある。
グランベルム
元々ロボ作品をやりたかったがそれでは企画が通らないので美少女要素を入れて作ってみたら、完成したのは仮面ライダーだった(監督談)……という凄い作品。ロボバトルの要素はアツいし、バトル間のエピソードは視聴者の予想を裏切る展開で引っ張るし、百合的な見所あるしでかなり良いオリジナルアニメだった。 続きを読む グランベルム