ライトノベル分野では数少ない百合作品であるが、「叔母と姪」の近親百合を描いた作品は全ジャンルでももっと珍しいだろう。作者は電撃文庫で百合小説「安達としまむら」を書いている入間人間、イラストは「やがて君になる」の作者で百合業界では有名な仲谷鳰。
「2017」タグアーカイブ
モンスターハンターダブルクロス
人気シリーズ作品でありながら自分は今までやったことが無かった……のであるが、仕事の付き合いがある人の勧めでやってみた。……のだがクエストに行くのに毎回抵抗を感じるようになり、結局未クリアのまま放置になってしまった。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
アメコミ原作のスペースオペラ映画ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーシリーズの2作目。マーベル社のアメコミの実写化シリーズであるマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)としては15作目にあたる。
正直MCUだから見ておくかというくらいの動機で見たのだが、予想外に凄い面白かった。前回よりもギャグが多い一方で、反目していたメンバーが和解する「キテル……」シーン大過ぎだし、まさか泣ける話になってるとは思わなかった。
これがマストドンだ! 使い方からインスタンスの作り方まで
2017年4月半ばから、インターネット界隈に急速に広がりつつあるTwitterライクなSNS、Mastodonの解説本。Web上に様々なページが散見されるようになってはいるものの、体系的にまとめた解説書としてはこれが初となる。海外発なのに日本であっという間に広まって解説書も先取りするとはまた奇妙なムーブメントである。
T2 トレインスポッティング
1996年放映のイギリス映画『トレインスポッティング』の続編。前作から約20年経っての放映だが作中でも20年間経過しており、中年になった彼らが再会して一騒動する痴話喧嘩ストーリー。
ゴースト・イン・ザ・シェル (攻殻機動隊ハリウッド実写版)
士郎正宗のSF漫画のハリウッド実写版。今までに何度もメディアミックスがあったが実写映画はこれが初となる。原作とアニメはサイバーパンクのエポックメイキング的な作品だったが、そのエッセンスは生かされず、よくあるハリウッド映画になってしまった。
閃乱カグラ Peach Beach Splash
爆乳ハイパーバトルという直球の欲情を1mmも隠していないシリーズの6作品目。今までは戦国無双みたいなアクションゲームだったが、今回はTPSゲームになっている。
エロを楽しむついでにお気楽マルチプレイTPSとしても楽しもうと思っていたが、案の定というかバランスが悪いしおバカな作風に反して思いのほかガチガチに強化している人が多いので、結局オンラインはあまり参戦しなかった。
けものフレンズ
2017年冬期アニメの最大ヒット作はなんだろう?宣伝の数が引くぐらい多かった『バンドリ』だろうか?ガンダムブランドの『鉄血のオルフェンズ』だろうか?どちらも違う。
今期の最大ヒット作は間違いなく、誰も事前には成功すると思っていなかった『けものフレンズ』である。インターネット・ミームとの親和性、考察に耐える作りこみの両軸で大きく評価された。
螺旋のエンペロイダー Spin4 – 上遠野浩平
ブギーポップ・シリーズ(だけってわけでもないが)のスピンオフ連載小説第三弾「螺旋のエンペロイダー」の完結巻。『ビートのディシプリン』『ヴァルプルギスの後悔』と同様に全4巻での終了となる。
虐殺器官
プロデビューから2年程度で逝去するも、残した作品が高く評価されたSF作家、伊藤計劃の処女作のアニメ化。
テロに対する恐怖によって過剰なまでの監視社会になった先進国が平和になっていくのに対し、途上国では内戦が激化している近未来世界。虐殺の起きる国に共通して一人の男が関わっていることを突き止めた米政府は、米情報軍に勤める主人公クラヴィスにその男ジョン・ポールを捜索する任務を与える。