連載7年目に入った老舗百合漫画がOVA劇場上映。ファンの、ファンによる、ファンのためのアニメ化という感じで原作が映像化されている。
加瀬さんシリーズ – 高嶋ひろみ
2011年から掲載がスタートし2018年にOVAの劇場上映が行われることになった、百合を代表する作品の一つ。百合といえば解釈で割れることがしょっちゅうなのだが、そんな中でもまさしくこういうのが百合だと言いたくなるような直球の内容である。
デッドプール2
ブギーポップ・ビューティフル パニックキュート帝王学 – 上遠野浩平
ブギーポップシリーズ第22冊目。デビュー20周年!新アニメ決定!という華々しいタイミングでの刊行となったが、上遠野浩平らしい相変わらずなマイペースエピソード。
デッドプール VS サノス – ティム・シーリー
死神デスの救出のためデッドプールとサノスがタッグを組む。大抵はラスボスとして登場していつもしかめっ面しているサノスだが、この度の道中では口角の上がる描写があったり内心を明かしたりする姿が見られる。
昭和元禄落語心中
落語の知識がさっぱり無い浅学な私であるが『世代を超えた二人の男の因縁』という軸で楽しめた。声に求められるレベルが最高に高い落語という題材に選ばれた豪華声優陣の演技も凄い。
タイトルからひらがなだけ抜き取った略称を持つ作品
アニメやゲームなどの作品には大抵略称が存在するが、その中に「漢字ひらがな交じりのタイトルから、ひらがなだけ抜き取る」という一風変わった略称が定着している作品がある。
「月は東に日は西に」が「はにはに」と略されたときから、にわかに流行ったんだか流行ってないんだかな「ひらがな抜き取り略称」であるが、2018年放映アニメの『宇宙よりも遠い場所』が『よりもい』という略称を公式に使っていて「このタイプの略し方久しぶりに見るなぁ」と思ってまとめてみた。時系列を遡って新しい作品→古い作品になるように並べている。
アルテミス – アンディ・ウィアー
『火星の人』のアンディ・ウィアーの2作目。月面都市アルテミスを舞台にしたハードSFで、舞台設定は非常に魅力的であると思うのだがなんというか全体に流れる軽妙なノリが個人的に合わなかった。
世界のエリートがみんな使っているシェイクスピアの英語 – 西森マリー
現在の英語表現に大きな影響を与えているシェイクスピアの有名なフレーズ、代名詞となっている人物などに平易で分かりやすい解説を付けた書籍。単語ごとに分けられた辞書的な構成をしていないのでリファレンスにはやや欠ける一方で、初学者には読みすすめていきやすい。
ゴーストリコン ワイルドランズ (Tom Clancy’s Ghost Recon Wildlands)
Ubisoftのオープンワールドミリタリーシューター。小さな成功を積んでいきやすいレベルデザイン、ストレスフリーで快適なゲームプレイングで何にも考えずに延々と没頭できるというゲームだった。