Kindle Unlimitedが始まってもう一週間くらいになるのでかなり今更であるが、思ったより凄いサービスだったので面喰っている。雑誌が結構豊富にあるのが意外だったのだが、対象商品が今までのセール対象と被ってるから、セールが陳腐化してるんじゃないかな……って言う話。
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「あんまり期待してなかった」という私と同じ意見は結構ネット上で散見される。個人的にはその理由の一つに、既存の似たようなサービスであるKindleオーナーライブラリがなんかしょぼかった、という経験がある。だから大したことないだろうとなんとなく思っていたのだった。
思ったより雑誌の取り扱いが多い
一番惹かれたのがこれである。というかこういうメリットがあるとは全く思っていなかった。私は雑誌なんて原則残すものじゃないし書籍よりもよっぽど電子化が望まれていると思っているが、実際そのように読むことができる雑誌がたくさんある。
雑誌読み放題サービス対決!「楽天マガジン」と「dマガジン」と「Kindle Unlimited」のラインアップを比較してみた - 見て歩く者 by 鷹野凌
はてなブックマークのホッテントリに挙がっていたが上のリンクが詳しい。個人的に注目しているのは
- 週刊ニューズウィーク日本版
- COURRiER Japon
- WIRED
- DOS/V POWER REPORT
- CGWORLD
- 月刊MdN
- 家電批評
- Pen
この辺。ニューズウィークやWIREDは以前Fujisanって雑誌購読サイトで電子版を読んでいたが習慣づかずに挫折した経験があるので、上手くつまみ食いしていきたい。COURRiER Japonはかつては電子版が出ていなかったのでしょうがなく紙版を買っていたが、電子化したことをこの件で知った。めでたい事だ。
ちなみにWindows100%は自社サイトで、雑誌に掲載されているパスワードが必要とした付録の配布を行っているが、Kindle Unlimitedで読める各紙でパスワードが見られるのでDLし放題である。雑誌の無料化ってこういうメリットがあるんだな。
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セールの陳腐化
今までKindleは何度もセールを行っており(大抵ライバルの電子書籍サービスがセールを行うと、対抗して行う傾向がある)そのたびに結構買っていたのだが、当然というか積読状態になっている。
そういう状態でKindle Unlimitedの対象商品を見ると、やっぱりというか対象となる作品って決まっている、というかかぶっているのである。つまり、セールで買った商品が無料化(では正確には無いが)しているのだった。
一番ひどかったのは「光文社古典新訳文庫」で、5月くらいにやったセールで結構買ったのだが軒並み対象だった……。でも古典文学の比較的新しい訳の本がたくさん読み放題というのは凄いというか、このサービスを受けられるこの先の学生さん達が心底羨ましいなぁ……。大学生くらいなら全然払えるだろうからね。学研の歴史漫画なんかも勢揃いだったから子供に読ませる親御さんとかも出てくるだろう。
ともあれ私と同じ状況になった人は結構いるだろうから、今後セールに対しては慎重になる人が増えるはずだ。陳腐化である。
相変わらずUIが弱いAmazon
AmazonのUIの酷さは昔からのものだが、Kindle Unlimitedに適した機能が付くのかと思いきややっぱりそんなことは無かった。
一度に登録できるのは10冊までという制限はサーバーへの負荷を考えてのものだろうからしょうがないかなぁと思っているのだが、それなら専用のリストくらい作らせてくれればよかったのになぁ。KindleアプリにBook Browserなんてのを載せる余裕があるのならそっちを考えてくれ。
しょうがないので「ほしいものリスト」に「Unlimited」と「Magazines」という名前のものを作ってそこに入れている。あとは既に「ほしいもの」に入れてあった作品でKindle Unlimited対象になっているものだけピックアップする機能とか、対象になった時点でお知らせメールくれるとかあればいいんだけど、やっぱりAmazonにそれは期待できないだろう……。
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