2020年~2024年連載。「かぐや様は告らせたい」作者、赤坂アカ原作の作品で、アニメ化をきっかけにそれまで読んでいた読者が唖然とするほどの大ヒットとなった。
掲載誌のヤングジャンプで本日最終回を迎えたわけだが、色んな意味で「何だったんだろう……」となる作品である。
2020年~2024年連載。「かぐや様は告らせたい」作者、赤坂アカ原作の作品で、アニメ化をきっかけにそれまで読んでいた読者が唖然とするほどの大ヒットとなった。
掲載誌のヤングジャンプで本日最終回を迎えたわけだが、色んな意味で「何だったんだろう……」となる作品である。
1996年~1999年連載。『寄生獣』と『ヒストリエ』の間に描かれた作品で、すっかり歴史漫画家となった岩明均が「現代社会の時間軸で歴史物を描く」という難題にチャレンジしている。
『寄生獣』『ヒストリエ』で有名な岩明均が描く戦国時代題材の連作短編を2作品収録している。両方面白いが、築城プレゼン対決という猛烈に地味なエピソードで、時代の移り変わりに翻弄される人々を描いた『雪の峠』が特に素晴らしい。
シンボルになりたいんだろ。でも、なんの?
有名になりたいのか?何者として?世界一いい人かつ神様か?
お前、そこまで性格よかねえよ
クソ野郎だったこともあるぞ
『クラーク・ケントがスーパーマンになるまで』をオムニバス形式で描いた傑作とされる。DCEU第1作目の『マン・オブ・スティール』(記事)を観て辛辣な批評をしたマックス・ランディスに対して、DCが「描いてみない?」と言って始まった企画だそうな。
全世界をボトルに入れたらどうだね、スーパーマン?
「スーパーマンがアメリカではなくソ連で育っていたら?」という、いわゆるifもの、エルスもの作品。ともすれば資本主義と共産主義という政治的な視点が入ってきそうな設定であるが、そうはならず、人類社会すべてに向けられたシニシズム溢れる名作である。
1970年代を中心に日本製SF漫画の傑作短編を集めたアンソロジー。
色々な作品が掲載されているが、個人的には佐藤史生の『金星樹』がお気に入り。人間の常識的な感覚と科学的事象の間に産まれる無情なギャップから人間ドラマが生じる、まさしくSFならではの傑作である。
2021年にWeb上に掲載された読み切り漫画の感想まとめ。ラインナップは以下の通り。
通称「ロンガル」。今時珍しい位の王道中の王道の百合作品で、百合漫画大賞2021の1位に輝いた。まさか1位になると思っていなかったので「自分も好きだけどこんなに人気だったの!?」ってなった。
続きを読む ロンリーガールに逆らえない – 樫風
何もかもジョークなんだよ…みんなが大仰に崇め奉っているものも、後生大事に戦い守っているモノも…すべては桁外れにバカげたジョークさ
だったらそいつを楽しみゃいいだろ?なのに…
おめぇはなぜ笑わねぇんだ?
1988年、アラン・ムーア作。50ページも無い短編であるにも関わらず、本作以降のバットマンとジョーカーの解釈におそらくもっとも強い影響を与えている。