「漫画」カテゴリーアーカイブ

【推しの子】 – 赤坂アカ 横槍メンゴ

2020年~2024年連載。「かぐや様は告らせたい」作者、赤坂アカ原作の作品で、アニメ化をきっかけにそれまで読んでいた読者が唖然とするほどの大ヒットとなった。

掲載誌のヤングジャンプで本日最終回を迎えたわけだが、色んな意味で「何だったんだろう……」となる作品である。

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スーパーマン:アメリカン・エイリアン

シンボルになりたいんだろ。でも、なんの?
有名になりたいのか?何者として?世界一いい人かつ神様か?
お前、そこまで性格よかねえよ
クソ野郎だったこともあるぞ

『クラーク・ケントがスーパーマンになるまで』をオムニバス形式で描いた傑作とされる。DCEU第1作目の『マン・オブ・スティール』(記事)を観て辛辣な批評をしたマックス・ランディスに対して、DCが「描いてみない?」と言って始まった企画だそうな。

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スーパーマン:レッド・サン – マーク・ミラー

全世界をボトルに入れたらどうだね、スーパーマン?

「スーパーマンがアメリカではなくソ連で育っていたら?」という、いわゆるifもの、エルスもの作品。ともすれば資本主義と共産主義という政治的な視点が入ってきそうな設定であるが、そうはならず、人類社会すべてに向けられたシニシズム溢れる名作である。

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SFマンガ傑作選 – 福井健太編

1970年代を中心に日本製SF漫画の傑作短編を集めたアンソロジー。

色々な作品が掲載されているが、個人的には佐藤史生の『金星樹』がお気に入り。人間の常識的な感覚と科学的事象の間に産まれる無情なギャップから人間ドラマが生じる、まさしくSFならではの傑作である。

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バットマン:キリングジョーク – アラン・ムーア

何もかもジョークなんだよ…みんなが大仰に崇め奉っているものも、後生大事に戦い守っているモノも…すべては桁外れにバカげたジョークさ

だったらそいつを楽しみゃいいだろ?なのに…
おめぇはなぜ笑わねぇんだ?

1988年、アラン・ムーア作。50ページも無い短編であるにも関わらず、本作以降のバットマンとジョーカーの解釈におそらくもっとも強い影響を与えている。

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