高評価のメトロイドヴァニア作品。難易度ノーマル、攻略情報未見で約10時間でクリア。アクションに重点を置いた、初見殺しの多い「死にゲー」である。
「2015」タグアーカイブ
SQ 君の名前から始まる – 壇九(TANJIU)
微博(Weibo。Twitterが使えない中国におけるSNSで、しばしば中国版Twitterとされる)で大ヒットし、日本にも翻訳上陸した漫画。百合作品ということで紹介されて読んでみたが、主人公の女の子二人以外の(男性キャラを含んだ)キャラクターもしょっちゅう出てくるので、高校青春ものといった方が近いかも知れない。
アンダーテール (Undertale)
インディーズでありながら高い評価を受けてマルチプラットフォームに展開した作品。RPGと思いきや、弾幕シューティングをメインにいろんなゲーム要素が絡んでくるタイプのマルチメディア演出で、満載のメタ要素がファンを熱狂させた。
ネタバレ厳禁タイプの作品なので未プレイの方なら以下の本文は注意。
やがて君になる – 仲谷鳰
一般紙に現れて圧倒的な評価を受けた百合界のスーパースター漫画。「百合だから評価された」というより「複雑な感情を扱う作品が、百合のフォーマットで出てきた」ことが色々な意味で重要なんじゃないだろうか。
「読まなくてもいい本」の読書案内:知の最前線を5日間で探検する – 橘玲
ひとの一生は限られているから、人生で最も貴重な資源は時間だ。「学問」の世界の既得権を守るために、使い物にならない理論を「アカデミズム」の名で(それも大学の高価な授業料まで取って)押しつけてくる人たちを相手にしているヒマは無い。 (p238)
本書で「読まなくていい本」とされているのは、各分野において古いパラダイムで書かれた本のことを指す。人文・科学のどの分野もその歴史の途中で「知のパラダイム」が起きて古い考え方は間違いとして一掃されている。人生は有限なのだからその古い考え方には付き合わず、最新のパラダイムを下地にした書籍を読むことが最も合理的な読書である……というのがこの著者の主張である。
デッドプール VS サノス – ティム・シーリー
死神デスの救出のためデッドプールとサノスがタッグを組む。大抵はラスボスとして登場していつもしかめっ面しているサノスだが、この度の道中では口角の上がる描写があったり内心を明かしたりする姿が見られる。
キングスマン
スパイ映画を現代風にブラッシュアップして、ノリノリで撮ったような映画。「英国王のスピーチ」で大人しい紳士のイメージがあるコリン・ファース演ずるハリーが、一見紳士なようでいて凄いアクションやるキャラで魅力的。
マネー・ショート 華麗なる大逆転
『マネー・ボール』で有名なノンフィクション作家マイケル・ルイスの『世紀の空売り』(既読)の映画化。住宅市場が安定して儲かる市場であると誰もが考えているなかで、2008年に起きることとなるリーマン・ショックを予見し、逆張りをすることで大儲けをした人々を描く。
アントマン
木根さんの1人でキネマ – アサイ
生粋の映画ファンだが映画を語れる友人が誰もいない主人公、木根真知子の拗らせライフを描いた漫画。実在する映画に対してつまんなかったって話も普通に描いていて作者自身のリアルの悲喜こもごもが伺える。