Xbox Game Pass Ultimateに加入した。XBOX未所持なのでプレイできるのはPC版ゲーム限定。Xbox Live Goldの残り期間を変換する方法で割安で加入することが出来た。
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Contents
前置き
正直今までXBOXに興味は持っていなかった。というのもPCのSteamをメインのゲーム環境として使っていて、基本的にXBOXでないとできないゲームがなかったからである。ところが
マイクロソフトがベセスダ・ソフトワークスの親会社ZeniMax Mediaを買収…金額は約7,843億円 - Game Spark
マイクロソフトのZeniMax買収をきっかけにXBOX Game Passを知って興味を持った。日本上陸が2020年4月14日なので大分今更である。
ラインナップ
導入を決めた最大の理由は「あれっ?これ導入してたらあれとかあれとか買わなくて良かったんじゃ……?」となった事である。Steamでゲームをしている人の大半がそうであるように自分もいわゆる「積みゲーマー」状態。(今現在の)ラインナップの中で、Steamで購入したけどプレイしてないものと被っている(=結果論ながら購入する必要が無かった)作品を挙げると
- Bloodstained: Ritual of the Night
- Cities: Skylines
- Clustertruck
- Dungeon of the Endless
- Enter The Gungeon
- Halo: The Master Chief Collection
- Hearts of Iron IV
- My Friend Pedro
- Saints Row IV
- Stellaris
とりえあずざっと把握しただけでこんなにある。これはPC版のラインナップとの比較なので、コンソールを加えると更に増える。
Xbox Game Passを紹介したengadget日本版の記事に
何の参考にもならないごく個人的な話をすれば、看板シリーズを旬のうちに一通り楽しむのはもちろん、話題のインディーゲームなどは「面白いゲームを知らないままだったら悔しい」という謎の心理でつい買っては積み、セールで半額以下になったのを見かけては自業自得なダメージを受けていましたが、ゲームパスに加入してからは平穏が得られました(心の問題)。 - ゲームのサブスクXbox Game Pass上陸。加入前に知りたいラインナップやサービス内容まとめ
こんなのがあって笑ってしまった。記事を書いたIttousai氏はゲーム・オタク関連の記事で割と有名な人なのだが、PCゲームユーザーの心を代弁しすぎだろ……。
導入
普通に導入したいところではあるが「加入時の一回だけ割安で導入できる」という特筆すべきことがある。
価格はXbox向けが月850円、PC向け(ベータ)が月450円、XboxとPC両方で遊べてXbox Live Goldも含むXbox Game Pass Ultimateが月1100円。
本命の「全部入り」プラン Xbox Game Pass Ultimate には、半額以下の月430円前後で長期契約する方法があります。年間で約8000円、3年で2万4000円ほど節約できる計算です。
(中略)
Xbox Game Pass Ultimateに半額以下で長期加入する具体的な方法は、簡単にいえば「ゲームパス加入前にXbox Live Goldのプリペイドコードを最大限足しておき、ゲームパスアルティメットへ変換する」だけ。
Xbox Game Pass全部入りを半額以下で契約する方法。年間約8000円オフ、チャンスは加入前の一度きり - engadget日本版
Xbox Game Pass上陸時から有る方法なのでもう対応してないかなと思ったのだが、公式ページの「よくあるご質問」に
Xbox One と Xbox Live Gold に Xbox Game Pass を既に持っています。どのように Xbox Game Pass for PC を追加しますか?
Xbox Game Pass Ultimate にアップグレードして、Xbox One 本体と Windows 10 PC の両方で Xbox Live Gold と Xbox Game Pass のすべてのメリットをお楽しみいただけます。
Xbox Game Pass Ultimate に参加するときに、Xbox Live Gold または Xbox Game Pass、あるいはその両方に前払いの期間がある場合、最長 36 ヶ月まで、Xbox Game Pass Ultimate に適用されます。詳細については、xbox.com/gamepass にアクセスします。 - Xbox Game Pass
とあって対応が確認できた。
自分はMicrosoftアカウントを最初から持っていたが、無い人は作る必要がある(XBOXを使っている or Windowsでゲーム出来る環境がある、と言う状態でMicrosoftアカウントを持っていない人って正直思いつかないが……)。自分の場合はXBOXプロフィールを作っていなかったのでMicrosoftアカウントのページでまずそれを作成した。
Xbox Live Goldを対象期間最大となる36ヶ月分用意する。コードの販売を行っている場所はいくつかあるが、XBOX公式のページでは1ヶ月と3ヶ月しか扱っていない。自分はAmazonで12ヶ月分を3つ購入した。
シリアルコードを登録する際、「Turn on recurring payments and get 1 month free(定期的な支払いをオンにして1ヶ月間無料にする)」という表記が出るがこれはOFFにする。
ONのままだと2つめを入れた時点で(12×2+1で)25ヶ月分になってしまい36ヶ月にできないらしい。
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Xbox Live Goldに3年分登録できた事を確認。
Xbox Game Pass Ultimateに加入する。XBOX本体やブラウザ等いくつかルートがあると思うが、自分はWindows用のランチャから登録した。
Xbox Live Goldの期間がXbox Game Passの期間に変換される旨の注意書きが表示される。
最初の1ヶ月分(初回サービスで100円)の支払いをするために支払い方法を登録するのだが、クレジットカード(またはデビットカード)しか選択肢が無い。
今回使っているMicrosoftアカウントでは既にサブスクリプションのMicrosoft 365(旧Office 365。WordやExcelが入っているサービス)をPaypalで払っているので「クレジットカード直接オンリーなの?」となったが、おそらく年齢制限が理由と思われる。PS ストアでZ指定のゲーム買うときに18歳以上であることを証明するためにPaypalではダメなのと同じで、Xbox Game Passにも(おそらくラインナップにZ指定作品が入るから)18歳以上という年齢制限があるのでこうなっているのではないだろうか。
ちなみにこれはVプリカ等の「コンビニ支払いでプリペイド型のクレジットカードが作れるサービス」を使うと18歳以下でも買えてしまうので以前から「実効性は無いな……」と思っている。18歳以下に販売していないという姿勢を見せなければならない時勢への振る舞いと見るべきだろう。
予定通り3年間分の登録が完了。しかし2023年って大分遠くに感じる。
余談 (Xboxについて)
このサービスに加入した理由が「これ入ってれば買うかどうか悩むストレスから(ある程度)解放されるやん……」というものだった、というのは前述したとおり。であるのだがもう一つ理由があって、それはXBOX買ってみようかなと思ったというのがある。
というのも今回の流れで「Xbox Series Xが強い後方互換性を持っていて、旧タイトルが遊べるだけでなくHDR自動付与などのアップグレードを付加している」のを初めて知ったのである。
対象となるのは初代XboxからXbox 360、Xbox Oneの全世代。対応タイトルのディスクをスロットインに挿入することで、Xbox Series Xへのインストールができ、最新の環境で、懐かしのお気に入りタイトルをプレイする事ができる。
(中略)簡潔にまとめるとXbox Series Xの後方互換機能がXbox Oneより優れている点は以下の6項目になる。
・Xbox史上最高のパフォーマンスでの動作
・ゲームのフレームレートの安定および強化
・ローディングの高速化
・HDRの自動付与
・クイックレジューム機能
・Xbox Series Xコントローラー要するに、Xbox Series Xでは、Xbox Oneのように単に後方互換に対応するだけでなく、その“コンソールゲーム史上最高のスペック”を活かし、よりパワーアップした形でゲームを楽しむことができるようになるのだ。
懐かしの名作がより美しく! Xbox Series X、後方互換にHDRを自動的に付与する仕組みを導入へ - Impress Game Watch
つい1~2ヶ月前「PS5の販売ページに後方互換に関する情報が記載されていたのにすぐ消えた!互換は有るのか無いのか!」みたいなイザコザがネット上で有ったと思うのだが、3世代前まで対象に後方互換を行っているXBOXが全然話題にならないのはあまりの落差に悲しくなってしまう。
加えてこちらは前から知っていたのだが、XboxとPCでクラウドセーブデータを共有できるという利点が有る。ただし「バージョンが同じなら」と言う制限が有るようで
Xbox OneとPCで同一タイトルのゲームが存在しているが、実はゲームのバージョンが同じものでXbox Liveクラウドデータの設定がされているゲームであれば、セーブデータを共有できる。つまり、Xbox Oneでプレイしていたゲームの続きをPCで楽しむことができる。ただし、同じタイトルであっても、バージョンが違えばセーブデータを共有できない。例えば「Metro Exodus」というゲームはタイトルもパッケージも同じだがよく見るとPCの方には「Metro Exodus(Windows)」と表記されており、PC仕様のゲームでXbox Oneとではバージョンが違うため、セーブデータの共有はできない。 - Impress Game Watch ゲームのサブスク「Xbox Game Pass」でいろんなゲームを遊び倒せ!
こういった状況であるらしい。
こういった情報を得て、「そうかそうか。ならXbox Series X買うか。人気無いだろうし適当に発売日とかで買うか」と思っていたら、つい先日始まった予約が普通に即完売してしまった。え~っ……!?ちなみにヨドバシのPS5予約抽選も落選した。ゲームハードの確保なんでこんなに難しくなったのかな……。いや理由は分かっているんだ。転売屋……死ねよ……。
終わりに
そういうわけでマイクロソフトが(Xbox Series X/Sの予約直前ににZeniMax買収を発表するくらいには)力を入れているXbox Game Passを導入した。これで積みゲーマーとしての悪癖からも多少は解放されることだろう。
あとは3年分入れたのにサービス1年で終わりましたとか無いことを祈ろう……。
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