スパイ映画を現代風にブラッシュアップして、ノリノリで撮ったような映画。「英国王のスピーチ」で大人しい紳士のイメージがあるコリン・ファース演ずるハリーが、一見紳士なようでいて凄いアクションやるキャラで魅力的。
「映画」カテゴリーアーカイブ
007 ドクター・ノオ
超有名スパイ映画の記念すべき第1作目。これだけ続いてるシリーズなんだからどんだけ凄いスパイ映画なんだろうか?と身構えると脳天気なバカ映画でズッコケであるが、初代ボンドのショーン・コネリーはこの時からいい味出してる。
スター・ウォーズ Episode8 最後のジェダイ
スター・ウォーズ・サーガのエピソード8。今回は従来の設定から脱却していこうとする動きを感じるので旧作に思い入れのあるファンほど反発があるかもしれない。もっともルークとR2-D2の「ずるいぞ」だけでおつりが来そうだが……。
ジャスティス・リーグ
DCEU(DCエクステンデッド・ユニバース)の5作目であり、DC社のアメコミに登場するヒーローたちが集結してジャスティス・リーグを結成する。監督交代なども話題になって心配していた作品だが面白かった。前作のワンダーウーマン(記事)が大絶賛だったわけだが、個人的にはこちらの方が好き。
マイティ・ソー バトルロイヤル
マーベル作品クロスオーバー企画であるマーベル・シネマティック・ユニバースとしては17作品目、マイティ・ソーシリーズとしては3作目にあたる。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの様なSFをやりながら、北欧神話由来のエピソードもこなし、コメディ調で明るい娯楽大作である。3部作でダントツ一番面白いが、3作目が一番って珍しいのではないだろうか。
ブレードランナー 2049
パチモンみたいなタイトルであるが、前作見てないと作品の理解が半分以下になるレベルでブレードランナーの続編である。後世のポストアポカリプス作品に多大な影響を与えた荒廃の空気がこれでもかってくらい描写され終始暗いエピソードが続く。私は主人公のKに肩入れしていたのですっかり暗い気分になってしまった。
ドリーム (映画)
1962年のアメリカ初の有人宇宙飛行計画であるマーキュリー計画で重要な役割を果たしながらも、語り継がれていなかった人物たちについての伝記映画。大抵の伝記映画は暗くなりがちだが、この作品はかなり明るい成功譚として描かれている。
デビルマン (実写映画版)
史上最大のクソ映画みたいな酷評を一身に受けている映画。それを受けて怖いもの見たさで見て、確かに酷かったのだが「邦画なんて結構こんなもんじゃない?」みたいな気持ちもある。私が作品の粗や矛盾に対して鈍感なことが上手く働いているのかもしれないが……。