ギルティギア ストライヴ (Guilty Gear -Strive-)


人気格闘ゲームシリーズ最新作。1998年に初代が販売されてから23年後に発売された本作で主人公ソル・バッドガイの物語がようやく完結する。

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――2187年。
新たなる脅威「慈悲無き啓示」を討ち倒したソル=バッドガイ。再び手に入れた束の間の休息を楽しむ彼の元に驚愕のニュースが飛び込んで来た。

GEARを生み出し聖戦を引き起こし、人類史上最大最悪の大罪人と呼ばれる「あの男」こと「飛鳥=R=クロイツ」が米国政府に投降したのだ。

自身をGEARに改造した男。復讐の相手であり、かつての親友でもある。真意を推し量りながら、ソルは得物を手に、立ち上がるのだった。

―――「飛鳥=R=クロイツ」との因縁、決着! - 公式サイト

前置き

格ゲーはそんなにやらないのだが、本シリーズは一応初代からプレイ経験がある。アニメーション表現と音楽が好きなので追っている感じである。サントラも付いてくることだし、と一番高いアルティメット版を購入してしまった。

このバージョンには数日間のアーリーアクセス権が付いてくるんだけど、「アルティメット版を購入するような奴は経験者で強い奴が多いから、ランクマッチをさっさとさせて上の階層に上げておいて初心者狩りの数を減らす意図がある」って考察を読んでフヒッってなってしまった。めちゃくちゃ弱いのに買ってすみません……。アーケードモードが自分の戦績でルートが変わるんだけど、最高難易度で続けていくとラストの名残雪は1対1になるってしばらくしてから知った。普通に自分がプレイしたときゴリユキさん出てきて「急にギルティギアイスカになった!?」ってなったよ。

「これから数年間を通してキャラが追加されてバランスも調整されていく格ゲーで発売したばっかなのに感想書くの!?」って言われそうだけど、むしろそういうゲームって記録的な意味でないなら途中の時点でのゲーム感想ってそんなに意味ないじゃないですか。この記事での感想は主にストーリー。全然ストーリーが進まないことで知られるギルティギアで23年掛かってようやくオヤジィー!ことソルの話が終わったのである。

感想(ストーリー)

本作のストーリー凄く割り切ったなという印象である。なんにも進んでなかったお話がXrdに入ってからグングン進んでミギーどうしちゃったの?って感じだが、本作もソルの物語完結の為にかなり割り切って作られている。

SIGNとRevはキャラクターを総登場させる為に意味深な会話シーンだけさせて場面転換みたいなの多かったが、本作はそれもやらずその結果「プレイアブルなのに出てこないよこのキャラ!?」ってのが続出だったのは割り切り方に驚愕した。飛鳥が大変なことになっているのにレイヴン出てこないし、ホワイトハウスが空飛んだのにジェリーフィッシュ快賊団出てこない。その割に闇慈が出たり、ヴァーノン大統領がプレイアブルキャラよりも出ずっぱりになる衝撃のバランス配分である。あとエリカが出てきてチプエリ描写がちょっとあったのが予想外だった。2002年刊の『胡蝶と疾風』からここまで19年も掛かってるぞ!

もっとも、Xrd以降ゲーム上の戦闘とストーリーを切り離したのは英断だと思っている。「格闘ゲームのストーリーでキャラクター同士を戦わせる展開を考えるのってどうするの問題」って昔からあると思っていて、その関係で昔のギルティギアは「ストーリーモードで1対1の戦いを複数置かなければならない制約」上、どいつもこいつも喧嘩っ早いキャラになっていたと思う。Xrd以降は共通の敵を用意してキャラ同士で戦わなくなったのでなんかみんな良い奴になったというか、逆に仲良いからゲーム上で戦ってるのなんでやねんって感じだ。

露悪的なキャラが苦手なので、その敵キャラとなるハッピーケイオス(を名乗る第一の男)とかも「う~ん……」ってかんじなのだが、こういうキャラを用意しないと成立しないんだろうなぁ。前作でもアリエルスが「うわぁ……」って感じでパンダになった後はもう画面を直視できないくらいアイタタって感じだったんだけど、ケイオス抜けた後の本人見るとあの性格はケイオス由来だったんだね……。最終的にラスボスになったイノも全能って設定なんだからもうちょっと超然として欲しい感じの振る舞いだ。

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設定は未だにいまいちよく分かってないところがある。お爺ちゃんはまず「えっ!?そんなに簡単に人間に戻れて良いの?」ってなった。あと実はカイもちょっと『ユノの天秤』でしたっていうのでこの為に伏線張ってきたし理屈は分かるんだけれど、それだと両方持ってるディズィーはスゲぇことになってると思うしシン出てこないのが余計なんだかなって感じだ。

「人間に戻っちゃったからソル対カイ、ソル対飛鳥のガチバトルはもう見られないんだなぁ、まぁだからRevでカイとああいう会話させたのかなぁ」と思ってたら『背徳の炎』じゃないのに普通に戦ってるし、しまいにはアウトレイジ出すからビックリした。アウトレイジで決着するのシリーズ追ってきた人間からすると凄いアツいけど、これだと変わったのって不死身じゃなくなったくらいなんじゃないの……。

多分ファンが思っているほどミギー的には設定大事じゃないんだろうなぁ。実際どっかでそんな発言してた様な気もする。オヤジはジャスティスの正体にわりと最近まで気付いていなかったのがまず驚きなんだよな。最初から全部知ってて、ゼクスのときは自分の娘だと知ってるからディズィーのところ行ったんだと思ってた。初代EDでジャスティスが「また3人で語り合おう」って言ってるのなんだと思ってたんだろう。

むしろ終わってみるとアクセルとイノが裏主人公・裏ヒロインで予想してなかった伏線回収してきたのが印象的だ。ソルの物語も終わったけど、めぐみ(17歳)と再会できたアクセルも物語綺麗に終わってるよな……。

感想 (ゲーム内容)

えっ?格闘ゲームとしての感想ですか?滅茶苦茶弱いのでなんも言うことがないなぁ……。元々カイが好きで使っていたのに識者が口を揃えて弱いって言うから、評判のオヤジをプライドもなく使っています。

なんか前情報で腹パン(遠S)が法外に強いって聞いてて確かに凄い強い(なんでこんなに前進するの……)んだけど、個人的にバンディットブリンガーが信じられないくらい強くてビビっている。この辺まぁレベル帯とかもあるんだろうけど……。当たるとめっちゃ運ぶバンディットリボルバーといい「今まで君たち結構ギャグみたいな技じゃなかったっけ?」って技が強いから唖然としてしまう。私の第一連王からグリードセバーを奪ってグーグルアースみたいな技に変えた一方でなんでこんなことに……。まぁ、こういう状況も一年くらいしたら「最初こうだったよね」ってなるかもしれないんだけどさ。

終わりに

ソル・バッドガイの物語は完結したんだけど、まぁきっと次回作もDLCキャラ『フレデリック・バルサラ』として出てくるでしょきっと。それよりも先に次世代主人公のはずのシン君を本作で出さないとだよな……。シン・エル・ラムが揃ってないからプレイアブル知ったとき結構ビックリだった。


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