2012年発売。FPSにRPG、ハクスラを融合し大ヒットしたシリーズの第2弾。3週目からが本番のゲームとは知っているが取りあえずは本編を1週だけ。凄く面白いと思う一方、ゲームの仕様を理解するに連れて「レベルカンストしてないときに手に入るものって何の価値があるんだろうか?」と思わずにいられない。
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この時期に「プレイしました!」と記事を挙げると「あ~The Handsome Collectionが滅茶苦茶安かったですもんね!」と言われそうだが、恥ずかしながら私はThe Handsome Collectionをもっと前から持っていた人間である。気になりつつも絶賛積みゲー状態だったのに今回の騒ぎ(次作である3の販促で、全部入りバージョンがSteamで600円、PSストアに至っては100円という詐欺みたいな値段でセールしてた&無料の大型DLC配布)に乗じて「もう今やるしかない!」と重い腰を上げてやり始めたのであった。この作品に限らず、私のプレイ動機は本当にこんなのばっかりである。
FPS風味のRPGとしてはFalloutシリーズを、ハクスラとしてはGrim Dawn(記事)をプレイ済みでジャンル的にもう絶対面白いんだろうなと思ってはいたがやっぱり面白かった。Falloutよりもずっと一本道でレアアイテム掘りに集中させるタイプのゲーム。思わずレア武器が出たときに上がるテンションで「自分って簡単なんだなぁ」と思わずに要られない。
そういう風なゲームだからかストーリーは割とおまけみたいなもんである。キャラクターにしても前作主人公のローランドはあっさり殺されるし、今作の中ボスであるウィルヘルムとシェリフ(ニーシャ)が(未プレイだが)プリシークエルのプレイアブルキャラと聞いて唖然とした。ハクスラなんて育てたキャラに愛着沸くだろうに、なんであっさり殺すかな……。未来で簡単に死ぬと分かってるキャラを最強にするの空しくない?
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そういうわけでこの仕様なら洋ゲーによくあるキャラメイクで性別・人種他を選択してキャラ作って、クラスを選ぶ感じにしたら良かったのになぁという気がする。初心者向けと聞いてアクストンでプレイしたのだが、外見だけだったら実際ゼロ=サンだったのに。で、ある程度プレイしたらソロでやるならサルバドールでやれば良かったなと後悔。今はレベル30から始められるから以前よりはいいのか。欲を言うとレベル50からのも欲しかったけど。
ま、そう思いながらも取りあえずハンサム・ジャックを殺して終了。その後少しだけ2週目(True Vault Hunter Mode)やって序盤のブーン兄弟倒した当たりで「こりゃ続けるのには本腰要りそうだわ……」となった。どんなにレアな武器手に入れてもレベル上がるとすぐにゴミになる使い捨てで、3週目(Ultimate Vault Hunter Mode)になるとスラグ大前提の別ゲー状態でプレイの幅も狭まるそうなのだがハクスラでそれが面白いのかなんか疑問だ。
素人考えだが、通常の武器もなんかの通貨・ポイントに変換出来てそれ集めたら武器のレベルがキャラクターのレベルまで上がるとかにしたらいいのに(実際アサシンクリードのオリジン(記事)、オデッセイ(記事)ではそんな感じのシステムを採用している。あれはハクスラ要素がこれよりずっと単純ではあるが)。「今手に入るものって一つ残らず何もかもゴミ」って分かりながら集めるのなんか虚無って言うか、凄い極端に言うとレベルカンストするまで全部無価値なんじゃないかな……。残るのってスラグ化に便利な武器が例外的に使えるくらいじゃない?
さて今一番の気がかりは2週目、3週目よりEpic専売をやらかしたボーダーランズ3をどうするかである。Steamでやりたいところだが、上手くセーブデータを受け渡しとか出来ないかなぁ。ハクスラは他のゲームに比べてもセーブデータが何より大事な作品なので、途中からプラットフォーム変えるの嫌なんですが……。
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