「アニメ」カテゴリーアーカイブ

機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-

1998年放映。TVアニメ『機動戦艦ナデシコ(記事)』の続編となる劇場版である。オタクであることに対して自覚的であったり批評的であったりもするが表面上は明るかったTV版とはトーンが大分異なり、「無情さ」「やるせなさ」が強調される作風となった。ルリルリを見に行ったオタクたちがこんなにAKITO、AKITO言うようになるなんて……。

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機動戦艦ナデシコ

1996年放映。悪名高いスターチャイルド大月Pからすれば(少なくとも当初は)「エヴァに乗り遅れたオタクのためのライトな入口」として目論んだ作品らしいのだが、どんな化学反応によるものか他には無い強烈な個性を持つ作品として産まれた。

オタク作品であるということに自覚的で、自虐的で、批評的で、自己言及性に溢れた尖った作品であり、90年代のオタク文化を語るには避けては通れない作品である。

なお劇場版の感想はこちら

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機動戦士ガンダム 逆襲のシャア (映画版)

ララァ・スンは私の母になってくれるかも知れなかった女性だ!そのララァを殺したお前に言えたことか!

1988年放映、通称「逆シャア」。初代から続くアムロとシャアの因縁が集結する完結編という立場の作品のはずだがなんじゃこりゃというか、この締まらない終わり方だったからこそガンダムというIPは続いていったんだろうな、と考えてしまう。

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ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 アニメ版

わたし侑ちゃんだけのスクールアイドルでいたい
だからわたしだけの侑ちゃんでいて?

大人気アイドルシリーズ『ラブライブ!』の『虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』のアニメ版。

ラブライブなのに物語の構成や演出の妙に唸る「本当にこれラブライブなの?」と言いたくなるような良アニメ化だった。外伝的立場だからできたのか、従来シリーズのアンチテーゼとも呼べる展開が出てくるので驚く。また一見よくある良い子ちゃんメインヒロインを装っている上原歩夢こと『ぽむ』がとんでもない暴れ馬なので、百合厨なら一度は見ておきたい。

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ゾンビランドサガ (1期)

2018年放映。最もメインとなっているアイドル要素を放映までサプライズ要素にしたりコラボ先の佐賀県ネタをふんだんに盛り込むような「仕掛け」てくる作品で、作中の盛り上がりに連動するかのように大ヒットした。ようやく見たんだけど、激重墓荒らしの乾君が好きです。

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グランベルム

元々ロボ作品をやりたかったがそれでは企画が通らないので美少女要素を入れて作ってみたら、完成したのは仮面ライダーだった(監督談)……という凄い作品。ロボバトルの要素はアツいし、バトル間のエピソードは視聴者の予想を裏切る展開で引っ張るし、百合的な見所あるしでかなり良いオリジナルアニメだった。 続きを読む グランベルム