スーパーマン:レッド・サン – マーク・ミラー

全世界をボトルに入れたらどうだね、スーパーマン?

「スーパーマンがアメリカではなくソ連で育っていたら?」という、いわゆるifもの、エルスもの作品。ともすれば資本主義と共産主義という政治的な視点が入ってきそうな設定であるが、そうはならず、人類社会すべてに向けられたシニシズム溢れる名作である。

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サブノーティカ (Subnautica)

海洋オープンワールドサバイバルゲームであるが、序盤サバイバル、中盤ホラー、終盤アドベンチャーという評があまりにも適格である。自分の脚の下になんにもない真っ黒な空間が広がっていることの恐怖をこれほど感じる作品も無い。

クリアに72時間くらいかかってしまった……。これからプレイする人はある程度したら素直に攻略を見ることを推奨する。特に資源の探索は「スキャナールームの設置」と「そのスキャン結果を常時表示するための装備品であるHUD」の存在を前提としているので、攻略情報ゼロでこれを知ったときは喜びよりも大きな落胆でリアルに大きな声を上げてしまった。

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SFマンガ傑作選 – 福井健太編

1970年代を中心に日本製SF漫画の傑作短編を集めたアンソロジー。

色々な作品が掲載されているが、個人的には佐藤史生の『金星樹』がお気に入り。人間の常識的な感覚と科学的事象の間に産まれる無情なギャップから人間ドラマが生じる、まさしくSFならではの傑作である。

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コミック百合姫 読者投稿コーナー『HIME CAFE』のコメンテーター一覧

世界唯一の百合専門雑誌『コミック百合姫』には毎号巻末に『HIME CAFE』という読者投稿のコーナーがあり、毎回連載中の作者とその担当者が読者からの質問投稿に答える内容になっている。

本記事は各号の作家と担当者を一覧にして掲載した。単行本には掲載されない裏話を調べたいファンの足がかりになれば幸いである……まぁ私が一覧欲しくて一迅社のページとか探しても見つからなかったから作ったってだけなんですけどね?

余談だが、作者と担当者は『読者からの質問に答えている人』なのでインタビュイー(interviewee。インタビューされている人という意味)がふさわしい気もするのだが、コメンテーターと呼ばれているようだ。

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ファイナルファンタジー1 ピクセルリマスター (Final Fanstasy 1 Pixel Remaster)

日本で最も有名なRPGのひとつ『ファイナルファンタジー』シリーズで2Dドットで表現されていた1から6までを一斉にリマスターするピクセルリマスターシリーズの1作目。オリジナルの発売は1987年。

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FYRE: 夢に終わった史上最高のパーティー

現代の「本当に有った怖い話」。実業家マクファーランドが夢の豪華フェス『FYREフェスティバル』をぶち上げるも惨憺たる有様に終わってしまった実話を扱う。ロジスティクスの軽視、イメージ先行で進むことの危うさ等、現代の寓話とでも言うべき示唆に満ちている。

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パラドックス・メン – チャールズ・L・ハーネス

SF作家ブライアン・オールディスがワイドスクリーン・バロックと名付けたSFジャンルのまさしく代表作。1953年刊行だが日本では2019年になるまで邦訳されていなかったため、長く幻の名作のような扱いとされていた。

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