ポーカーを発展させたローグライトゲームで、インディーズながらも大ヒットした作品……なのだが、本文で散々恨み節のように書いたようにポーカーのルールに囚われていると、むしろ理解がしづらくなると思う。翻訳のマズさも手伝ってると思うんだよなぁ……。初クリア(ランの終了)まで約15時間。
ジョン・スラデック『チク・タク 』
早川書房が毎年発行している『このSFが読みたい!』シリーズでベストSF2023年度の海外篇第1位に選ばれた作品。1953年刊行で半世紀以上も前の作品であるが、熱心に翻訳をした一般人によって邦訳されることになった、という変わった経緯での出版となる。
機動戦士ガンダムSEED FREEDOM
2024年放映。本編2002年、続編2004年に放映した『ガンダムSEED』の約20年ぶりの完全新作劇場版。TV版放映当時は賛否両論というか猛烈に叩かれていた作品だが、20年の時を経てかなり肯定的な評価になっていて驚いた。
岩明均『七夕の国』
1996年~1999年連載。『寄生獣』と『ヒストリエ』の間に描かれた作品で、すっかり歴史漫画家となった岩明均が「現代社会の時間軸で歴史物を描く」という難題にチャレンジしている。
逢坂冬馬『同志少女よ、敵を撃て』
2021年発表。第11回アガサ・クリスティー賞受賞、2022年本屋大賞受賞作品。『第二次世界大戦下のソ連において女性のみで構成された狙撃部隊』という魅力的ながら難しい題材を見事に書き上げている。
アンディ・ウィアー『プロジェクト・ヘイル・メアリー 』
2021年発表。『火星の人』『アルテミス(記事)』のアンディ・ウィアーの3作目となる。非常に平易な文体で読みやすくSF作品ならではの広大なスケールの話が読めるので、普段SF小説を読まない方にも勧められる。評判通りの超名作であった。
読了の際は、本作はいわゆるネタバレ厳禁作品であり、下記の感想はネタバレ全開のものであることを了承の上で読んでいただきたい。
機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-
1998年放映。TVアニメ『機動戦艦ナデシコ(記事)』の続編となる劇場版である。オタクであることに対して自覚的であったり批評的であったりもするが表面上は明るかったTV版とはトーンが大分異なり、「無情さ」「やるせなさ」が強調される作風となった。ルリルリを見に行ったオタクたちがこんなにAKITO、AKITO言うようになるなんて……。
機動戦艦ナデシコ
1996年放映。悪名高いスターチャイルド大月Pからすれば(少なくとも当初は)「エヴァに乗り遅れたオタクのためのライトな入口」として目論んだ作品らしいのだが、どんな化学反応によるものか他には無い強烈な個性を持つ作品として産まれた。
オタク作品であるということに自覚的で、自虐的で、批評的で、自己言及性に溢れた尖った作品であり、90年代のオタク文化を語るには避けては通れない作品である。
なお劇場版の感想はこちら。
悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲
1997年リリース。メトロイドヴァニア(Metroidvania)と呼ばれる、今ではお馴染みとなったゲームジャンルの起源となる作品。
肝心のPC版が存在しない一方で様々なCS版があるので、プレイする方はWikipediaの記事(Wikipedia - 悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲)を参考にされたい。なおPS4版は2021年10月のフリープレイの対象になった(Impress Game Watch - 「悪魔城ドラキュラX・セレクション」が対象に! PS Plus、10月フリープレイタイトルを公開)ので、気付いていないだけで所有している人が少なからずいるはずである。
エンダーリリーズ (ENDER LILIES: Quietus of the Knights)
2021年リリース。開発は元ネバーランドカンパニーのメンバーが多く在籍するLive Wire。
メトロイドヴァニアの中でも随一の親切設計で安心してオススメ出来る一方、これを基準に他のゲームやったら「えっ!?○○って無いモンなの!?」となること必死である。