Kindle Unlimitedの契約をしていたが、相次ぐ出版社の撤退によって対象の書籍が減り、私がメインの目的としていた雑誌も読めなくなるものが出てきた。
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そこで雑誌専用のサービスであるdマガジンを使ってみることにした。Kindle Unlimitedを解約するかどうかは何とも言えないが、Amazon側の動きがまるで音沙汰ないので状況次第では完全移行になるかもしれない。
登録雑誌
私が読んでいる雑誌で両サービスで読める・読めないが変わるものを分類するとこんな感じ。
- KUにあるがdマガジンには無い:「DOS/V POWER REPORT」、「Windows100%」、「月刊MdN」
- どちらでも読める:「WIRED」、「Mac Fan」
- KUに無いがdマガジンにはある:「週刊ニューズウィーク日本語版」、「週刊ファミ通」
dマガジンに完全移行する場合、「月刊MdN」はまぁいいとして「DOS/V POWER REPORT」、「Windows100%」あたりが無くなるのはちょっと痛い。「日経PC21」、「週刊アスキー」あたりで代替が効くかな……。
「DOS/V POWER REPORT」のほうは今や自作PCの雑誌で唯一生き残っているので替えが効かない。これを紙版で購入すると1000円以上してこれだけでKindle Unlimitedの月額よりも高いから、毎月読むのならKUを止める意味はないのだが……。
余談だがdマガジンで「週刊ファミ通」が読めるのはうれしい誤算だった。
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機能
当たり前すぎるくらい当たり前だが、雑誌を読むというだけなら専用のdマガジンの方が圧倒的に性能は上である。すぐ思いつくこととして下の2点がある。
- 一度雑誌をお気に入りに入れれば、後はお気に入りのページに最新号も過去の号も自動的に表示される。
- クリッピングの機能がある(ただし雑誌によって出来ないことがある)。
気になる点として、綴じ方向の設定が無いのか、本来は左綴じになるはずの横文字の雑誌でも右綴じになる、というのがある。もしかしたら自分が気づいてないだけかもしれないが、普通こういうのってデフォルトで対応するもんでもないのか。
その他
週刊少年ジャンプを電子媒体のジャンプ+で読んでいるが、これが月額900円である。dマガジンの倍以上なので凄い割高感がある。正直dマガジンでなくてもいいから何かの雑誌購読サービスに統合してほしいがまず絶望的だろう。ジャンプ+は雑誌だけでなくジャンプコミックスも読めるアプリとして作っているからである。
元々雑誌購読サービスは漫画雑誌に弱い傾向にあるようだ。dマガジンには全くないし、Kindle Unlimitedでも月刊コミックバーズくらいしか無い。なおCOMICリュウもKindle Unlimitedの初期にはあったのだが、公式に声明を出して撤退している。
まとめ
とりあえずこれで
- dマガジン400円
- Kindle Unlimited 980円
- ジャンプ+ 900円
で合計月額2280円の計算である。これを高いと見るかどうかは人によるだろう。
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