2021年にWeb上に掲載された読み切り漫画の感想まとめ。ラインナップは以下の通り。
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- 藤本タツキ「ルックバック」
- 粟森きち 「 汚れた血」
- 佐武原 「宗教的プログラムの構造と解釈」
- すぅ「無二の証明」
作品毎の感想
藤本タツキ - ルックバック
https://shonenjumpplus.com/episode/3269754496401369355
学生新聞で4コマ漫画を連載している小学4年生の藤野。クラスメートからは絶賛を受けていたが、ある日、不登校の同級生・京本の4コマを載せたいと先生から告げられるが…!?
掲載前から話題沸騰だったが日付が7/19に変わって公開された瞬間ここ数年でおそらく一番でバズりにバズったモンスター読み切り。もう色んなところで感想擦られまくってるから逆にある意味言うこと無いかな……。
藤田と京本という名字は藤本から、京本の京はおそらく京都アニメーションからなんだろう。京都アニメーションを襲った事件から昨日でちょうど2年というタイミングで発表されたことといい意図した通り仕掛けられた通りに読み手が動いたなぁ。
粟森きち - 汚れた血
https://shonenjumpplus.com/episode/3269754496390069971
大人気アイドルの珠緒は、誰かの特別な存在になりたくてアイドルになる夢を叶えた。そんなある日、両親の死を知らされ葬儀の為久しぶりに帰省する事に。両親の死よりも妹に会うのを怖がる珠緒だが、そこには醜く黒い感情が溢れていた…!!
憎悪百合ッ!嫌悪百合ッ!殺伐百合ッ!姉妹百合はやっぱり拗れた愛憎がなくっちゃ!ファンから営業スマイルって言われてたアイドルの「本当の笑顔」イイよね!
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佐武原 - 宗教的プログラムの構造と解釈
https://shonenjumpplus.com/episode/3269754496358577604
「神様にならないか?」、とカフェでの突然の勧誘。金につられて恐る恐る話を聞くと、頼まれたのは神様アバターの「中の人」で…!?
凄い。もの凄く現代の空気を捉えたSFだ。これアフタヌーン四季賞だろ!ってなったら、佐武原先生は四季賞2020春 四季大賞受賞者だった(いつか帰郷をくちずさんで - モアイ)。こっちも合わせて作者が多才すぎてツラい。漫画上手い一方でインテリなのズルいよぉ……。余談だが最期に出てきたSFファンにはお馴染みのあの数字で「ですよね~」ってなった。
すぅ - 無二の証明
https://rookie.shonenjump.com/series/X1vJnKZI3Pg
見たままにしか描けない美大生と見えないものが見える女の子のはなし
う~ん。素晴らしい。これタイトルがこれしか無いってくらい秀逸な一方で検索性が低いのが惜しいなぁ。掲載日1/2とあって凄い日に投稿したな!ってなったが
https://twitter.com/suu_san_g/status/1341360672546775040
元々完成してたものを投稿した感じなのかな。
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