ニューヨーク1997

メタルギアシリーズの元ネタとしてファンには有名な映画。

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鬼才監督ジョン・カーペンターと書かれていたので他に有名な作品があるのかと調べたら、遊星からの物体X(The Thing)の監督でもあるんだな。見たことは無いが……。

1997年のマンハッタンが舞台。この世界のマンハッタンは周囲が壁に囲まれて全体が収容所になっているという、大して未来でもないのに凄い設定。あるときテロリストから狙われた大統領が、飛行機からニューヨークに不時着。それを救出するために凄腕の軍人である主人公が選ばれた……という内容。

「プリスケン」「スネークと呼べ」でテンションが上がる。最初本名がプリスケンでスネークというあだ名がついているのかと思ったら、どうやら「スネーク・プリスケン」というのが本名らしい。しかし主人公が出てくるまで15分近くかかるのはあんまりよろしくない展開だ。そこからはこれが元ネタだったんかいという要素が目白押し。

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  • 眼帯をしている。
  • タバコが大好き。
  • 作戦前に抗体と称して注射されるが、実は中身は主人公にとって毒になる。
  • 本部から無線通信を受けながら行動する。

といった具合である。ただし、人目を忍んで潜入するような要素は薄い。近未来世界の荒廃した街に住むギャングと、スリラーに出てくる機敏なゾンビっぽい住民と争う感じである。

なんというか見ていて思ったのだが、低予算で派手なアクションシーンが出来ないので、潜入という要素を強くしたという逆手に取った作風であったのではないかなという気がする。

ところで荒れ果てた近未来で捕まった主人公が共興としての格闘技に無理やり参加させられるっている展開はどこで法則化したんだろうか?荒廃未来の金字塔であるマッドマックスでもあったよな、この展開。

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