キャプテン・アメリカシリーズの第1作目であり、マーベル社のアメコミヒーローを同一の世界観で描く、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の第5作品目。
第2次世界大戦中に米軍兵としてナチス傘下の組織ヒドラと戦う話だが、続編以降で戦っているヴィランの方がよっぽど強いはずなのに、仲間の一般兵と協力して戦車とかに勝ってるの異様に強く見える。現実に存在して強さの指標が分かりやすいからだろうか。
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第2次大戦下、病弱のため兵士として不適格とされた青年スティーブは、軍の極秘実験「スーパーソルジャー計画」の被験者第1号になる。強じんな肉体と破壊不可能なシールドを武器に戦うヒーロー、キャプテン・アメリカとして生まれ変ったスティーブは、レッド・スカル率いるヒドラ党との戦いに挑む。 - 映画.com
一度視聴済みの作品であるが、huluでMCU映画を期間限定で配信していたのをきっかけに再視聴。
マイティ・ソーを見たときに、北欧神話モチーフならもっとドイツ要素出してくれよと思ったのだが、まさか『オカルトかぶれで知られたヒトラー率いるナチス傘下の組織ヒドラが、主神オーディンの持っていたコズミック・キューブを奪いに来る』なんていうシーンから始まるとは思わなんだ。
もう見たまんまモヤシ時代のキャップなんか笑ってしまう。実験の成功でめっちゃマッチョになったシーン、こっちのキャップの方が馴染みがあるはずなのに反動で余計に笑っちゃったよ。一方で棒を倒して旗を取るシーンなんか結構ちゃっかりしていて面白いんだけど、後でヒドラの旗も取ってみないか?って台詞に繋がってて感心した。
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それにしてもヒドラの規模が時代を考えても凄すぎる。親組織だったナチスより大きい規模になってないか?アベンジャーズやS.H.I.E.L.D.も無い時代にこんな奴に狙われた世界ヤバすぎるだろ。あとヒドラのメンバーって忠実にもほどがあるんだけど、レッド・スカルはなんでこんなに慕われてるんだ?そんなすごい奴にしては、敗北するシーンが「インフィニティストーン掴んだら事故死しました」みたいであっさりしすぎなんだよな。バッキーの死に方とかもあっさりしていて作風なのかもな……。
見ていて思うがキャプテン・アメリカはMCU世界『内』でも人気のキャラクターなんだなぁ。国債買おうぜショーでカンペ見る為に盾を使っていたっていう事情が無いと、現在のトレードマークであるハワード謹製シールドも無かったかもしれないのとか面白い。映画だけ見てるとあんまり分からないけど、MCU世界の人からするとキャップってアベンジャーズの中でちょっと特殊なポジションにいる人なんだな。
何年も前にこれだけ見て、内容すっかり忘れた状態で他のMCU見たのもったいないことをしたなぁと視聴して思った。この作品でも、2作目のウィンター・ソルジャーでも、3作目のシビル・ウォーでも自分が所属する組織からの離別があるんだな。その辺が1作目を踏まえてないと上手く味わえてなかった気がする。
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