現在最新版のDCユニバースとなるThe New 52!におけるジャスティス・リーグの第1巻。7人のヒーローが全員集まってチームを結成する話がたったの1冊で出来ているのはなかなか凄い。
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世界一のヒーローたちが、初めて結集する――。これは新たな時代の幕開けだ。スーパーヒーローと呼ばれるスーパーマンやバットマンたちは見慣れぬ存在であり、人々はみな彼らを恐れていた。しかし、奇妙な事件が続発し、地球が異次元からの脅威にさらされた時、彼らヒーローは互いの壁を乗り越えて一致団結するのだった。スーパーマン、バットマン、ワンダーウーマン、グリーンランタン、フラッシュ、アクアマン、サイボーグ。彼らは欠点の多い若者かもしれないが、一人ひとりが優れた力をもち、悪と戦っている。地球を我が物にしようと企む異次元の支配者ダークサイドに立ち向かえるのは、彼らだけかもしれない。そう、地球の運命は彼ら7人……ジャスティス・リーグに託されたのだ! - ShoPro Books
映画のジャスティス・リーグ(記事)が予想外に面白かったので、原作の方も読んでみた。タイトルに「The New 52」とあるが、これは2011年に行われたDCユニバースのリランチ後に発表された52作品のうちの一つであることを意味している。同じキャラクターを何十年も(例えばスーパーマンやバットマンは発表から70年以上経っている)活躍させるため、定期的に設定を1から始めるのだが、2017年現在続いているこの設定でのジャスティス・リーグの第1作目がこれにあたる。
ヴィランであるダークサイドの地球侵攻に伴って各地に表れたマザーボックスとパラデーモン、それに対抗していくヒーローたちが同じ目的を持つメンバーと遭遇し、協力し合って最終的にはチームを結成する。事前に面識があったのはグリーンランタンとフラッシュだけなのにたったの一巻で7人揃うスピーディさは凄い。その代わり出自とかは、事件中にヒーローになるサイボーグを除いてほとんど描かれていない。その辺は他のThe New 52でやってるからいいんだろうけど(逆に言うとサイボーグのオリジンってこの本になるのか)。
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映画版の感想をネットで見てたら中途半端に原作の知識が入ってくるんだけど、ダークサイドってラスボス的な立ち位置だと聞いていたから普通に最初に出てきたので驚いた(さすがに倒せないけどさ)。超人として知られるスーパーマンがダークサイドのビーム食らって瀕死状態になって、異世界でデサードとステッペンウルフにモルモット状態にされてるのなかなかインパクトある。パワーごり押しには強い一方、魔法使いとかが苦手らしいのだが初っ端の話でこういう描写でるんだな。
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