BEASTARS(ビースターズ) – 板垣巴留


週刊少年チャンピオン掲載作品であるが、秋田書店作品のカラーからするとかなり異質な作品。著者の板垣巴留が『刃牙(バキ)』シリーズ作者である板垣恵介と父娘の関係にあることでも話題になった。

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全寮制のチェリートン学園でアルパカのテムが何者かに食殺された。
肉食獣と草食獣が共存する世界で、それは最大のタブーであり、超えられない種の壁でもあって…。
ハイイロオオカミのレゴシ(17歳)と多種多様な動物たちが織りなす、激しく切ない青春群像劇!! – 秋田書店BEASTARS特設サイト

著者の出自が話題になっていて以前から気になっていた作品で、アニメ化も果たした今がちょうど読むのにいい時期だろうと読んだ。

こういう経歴だからコネで揶揄されそうだが(実際正式に親子だと発表したのもつい最近)、実際の所「板垣恵介のコネを使って秋田書店が巴留をゲット」という認識で良さそうだ。読んでみると全然秋田書店作品に思えない。想像以上に「これ本来掲載されているべき雑誌はハルタだな……」という内容である。Web上の感想見るとアフタヌーンって言う人も結構いるが、やっぱりハルタだと思う。

凄い面白いと思うのだが、個人的にはあんまり合わなかった。「ううん、こりゃ女性作家だな……」って抵抗を覚える部分が結構あっていわゆる「Not for Me」であった。

海外の腐女子が作ったオメガバース知ったときに「いやいや生まれついての階級・ヒエラルキー好きすぎでしょ……」って若干引いたというか男には結局理解できない性癖を見たなという感じだったのだが、本作のドラマを動かす「肉食と草食の断絶」、「攻撃的な本能」にも似たものを感じる。

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後はキャラクターのメンツを潰す描写への抵抗の無さとか、ビッチ呼ばわりされてたハルがそういう誤解を受けてるキャラだと思ったら本当にそういう設定のキャラでそいつがメインになったりとか。

板垣恵介先生×板垣巴留先生対談 レジェンドインタビュー (https://content.weeklychamp.com/interview/page38.html)

そんな状態だったので上の親子対談や、エッセイ漫画の『パルノグラフィティ』の方が興味深く読んだ。両作品の板垣恵介が、言動から何から刃牙の範馬勇次郎にしか見えない……。どっかで「おはオーガ!恵ちゃんだホ!」って言い出すかと思ったぞ。

余談だが『パルノグラフィティ』は秋田書店ではなく講談社の女性向け漫画雑誌KISSに掲載されている。最初それを聞いて「読み様が無いなぁ」と思ったのだが、『五等分の花嫁』目当てに購読しているコミックDAYSで読むことが出来た。週刊連載しながら平行して他社で連載できるあたりこれから色々な所で描くかもなぁ。


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