第二次世界大戦の時代から出発し、ヒーローとヴィランの登場で変わっていくマーベル世界のアメリカの数十年を、新聞記者フィル・シェルダンの目を通して描く。「マーベルヒーローの最大の敵はあの世界の市民」とアメコミファンに度々揶揄されているが、本作ではヒーロー・ヴィランたちに圧倒される市民が主人公となる。
マーベルはDCと比べて「一冊で完結している名作」というものに欠けている印象があるのだが、本作は珍しくそれに該当する作品なので気軽に読める……と書いたものの、マーベル史に詳しければ詳しいほど面白いだろうなぁこれ。
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3作目の「ウィッチャー3 ワイルドハント」が大ヒットしたウィッチャーシリーズの原作小説。既に長編1巻目のみ「エルフの血脈 (魔法剣士ゲラルト)」というタイトルで翻訳されていたが、2巻以降が無くゲームが大ヒットした影響でプレミア状態になっていた状態だったものを、専門用語をゲーム版に準拠した上で長編全5巻が翻訳される運びとなった。
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クエンティン・タランティーノの代表作の一つであり、アカデミー脚本賞も受賞しているので高い評価を受けている作品のはずなのだが、自分にはビックリするぐらい響かなかった……。
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長い歴史を持つアメコミ、スパイダーマンの傑作選で1962年から1992年の30年の中から8作品を取り上げて収録している。
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