無人島に流れ着いた少年たちが閉鎖環境の中で邪悪を露呈する……といった体の古典文学作品。
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郵便配達は二度ベルを鳴らす – ジェイムズ・M・ケイン
高慢と偏見 – ジェーン・オースティン (光文社古典新訳文庫版)
予想に反して面白かった英古典文学。当時のイギリスの貴族文化が当時の人間の視点で冷静に語られていて、現代人から見るとなかなか興味深い。と同時に少女漫画みたいな部分もあるのだが、もちろん1796~1797年に書かれた本作は、実際には少女漫画よりもずっと先輩である。