ジョーゼフ・ヘラーのベストセラー戦争風刺小説の映画化。長らく絶版になっていた翻訳小説が今年になって新版として復刻して読むことができた(記事)ので、その映画版である本作も見てみた。
第二次大戦時、イタリア軍と戦う為に地中海に駐留する米軍を舞台に、ヨッサリアン大尉が爆撃機での出撃から逃れようと画策するが……という話。原作同様、シリアスなのかブラックユーモアなのかスレスレな描写である。
ジョーゼフ・ヘラーのベストセラー戦争風刺小説の映画化。長らく絶版になっていた翻訳小説が今年になって新版として復刻して読むことができた(記事)ので、その映画版である本作も見てみた。
第二次大戦時、イタリア軍と戦う為に地中海に駐留する米軍を舞台に、ヨッサリアン大尉が爆撃機での出撃から逃れようと画策するが……という話。原作同様、シリアスなのかブラックユーモアなのかスレスレな描写である。
批評家から絶賛され、タイトルの「キャッチ=22 (Catch-22)」が不条理を表す代名詞となった有名作品である。実際ネット上で「キャッチ=22」で検索をかけると、書評よりも先に英語関係のサイトでこういう表現がありますと紹介されているページがヒットする。
1977年に早川書房から文庫で出ていたが長らく絶版状態であり、このたび新版として発売された。新「訳」でないのは惜しいところだが、昔から読みたかったけど機会を持たなかった私には贅沢は言っていられない。