「漫画」カテゴリーアーカイブ

デッドプール マーク・ウィズ・ア・マウス – ヴィクター・ギシュラー

デッドプールの初邦訳作品。頭がイカれているが一流の傭兵である俺ちゃんの活躍が336ページというボリュームで描かれる。自らをコミックの登場人物である理解しているデップーさんなので第四の壁を超える表現が山ほど出てくると思ったらそうでもなかったのが意外。

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バットマン:ロング・ハロウィーン – ジェフ・ローブ

映画『ダークナイト』に大きく影響を与えた、ミステリ、ノワール仕立てのバットマン作品。バットマン、ゴードン、デントの結束が崩壊し、事件が終了しても誰が犯人だったのか明確にはならない、終始陰鬱な話である。

読んだ後に気が付いたのだがこのタイトルって、作中では「ハロウィーンから始まった一連の事件」を指しているが、メタ的にはバットマンの登場でマフィア勢力が弱くなって、代わりに「仮装した個人(ヴィラン)が台頭する長いハロウィーン」が始まることを暗示しているんだな。

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総合タワーリシチ 完全版 – あらた伊里

人気を博したものの雑誌の休刊に伴って終了したハイテンションコメディ百合漫画が完全版になって登場。きららあたりに載っていても良さそうな明るい本編に対して、どストレートな百合描写のある描き下ろしに作者のリビドーを感じる。

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バットマン:イヤーワン/イヤーツー

バットマンのオリジンである『イヤーワン』、それに続く『イヤーツー』を収録。人気ライターのフランク・ミラーが担当しているイヤーワンの評価が高いようだが、個人的にはバットマン設定の美味しいところが山盛りになったイヤーツーの方が好き。

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ななしのアステリズム 全5巻 – 小林キナ

女子中学生三人組のグループが全員片思い状態の三角関係になっているという百合作品であるが、途中から男性キャラも加わってヘテロ関係が加わる。なので三角関係百合を期待していると肩透かしになってしまったのはちょっと残念。

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小百合さんの妹は天使 全4巻 – 伊藤ハチ

(実)姉妹百合。「おねえちゃんの処女は私のものよ」「おねえちゃんと同じ産道も通ってないくせに」って言う妹いいよね……。血の繋がりを障害ではなく優位と捉えた名台詞である。この作品が連載されていたのが百合姫でなくてコミックフラッパーだったことも加えて最高にロックだ。

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