「書籍」カテゴリーアーカイブ

お金は寝かせて増やしなさい – 水瀬ケンイチ

インデックス投資家にはおなじみのインデックスブロガー水瀬ケンイチ著。基本的にまったく知識の無い読者向けの書籍であるが、元々インデックス投資って必要となる知識が長年やっている人間でも初心者向けの範囲からたいして逸脱しない。なので知識のアップデートを兼ねて読んだ。

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ブギーポップ・ダウトフル 不可抗力のラビット・ラン – 上遠野浩平

上遠野浩平のブギーポップシリーズ21冊目。

九連内朱巳が統和機構の実験と称して身寄りのない少年少女を半ば慈善事業的に助けていたら、その中にMPLSがいててんやわんやという話。

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知覚の扉 – オルダス・ハクスリー

『すばらしい新世界』で知られるオルダス・ハクスリーが、幻覚剤メスカリンの服用による鋭敏になった感覚での体験を通して人間の意識について書いたエッセイ。意識改革ブームに先鞭をつけ、1960年代に音楽などのアート文化に影響したサイケデリック文化へと繋がっていく。

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わたしを離さないで – カズオ・イシグロ

先日ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロの代表作。特殊な人生を強いられた主人公らから生命や倫理を問う文学的な内容であるが、その前提となる設定がしっくりこなかったこともあってか、個人的にはそれほど。

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バービーはなぜ殺される – ジョン・ヴァーリイ

人体改造が当然となった未来世界での物語を手掛けることで知られるSF作家ジョン・ヴァーリイの短篇集。「まったく同一の外見を持った人間の集落で起きた殺人。殺したのも殺されたのもバービー」という、ヴァーリイならではの設定を持ったミステリ仕立ての表題作に興味を持って読んでみた。

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シンプルにわかる確定拠出年金 – 山崎元

2017年1月から個人型確定拠出年金(通称iDeCo(イデコ))という形で誰でも確定拠出年金を利用できるようになった。本書はその制度の紹介と利用方法を新書の形で簡潔にまとめたもので、インデックスファンド運用をする前提での使い方が書かれている。

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三惑星の探求 (人類補完機構全短篇3) – コードウェイナー・スミス

コードウェイナー・スミスの人類補完機構全短篇集の完結編。未訳だったものや、訳されていたものの単行本に未収録だったものなどが多い貴重な巻である。

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サザーン・リーチ1 全滅領域 – ジェフ・ヴァンダミア

こんな情報を調べる程度なら、だれであっても、たいしてむずかしいことではないかもしれない。それはわかっている。だが、この日誌を読む人間には、わたしみずからこう記すことで、わたしが客観的で信用のおける人間であるとみなしてもらえるのではないかと思う。 (p90)

2015年ネビュラ長編小説賞受賞作品で映画化が決まっている。サザーン・リーチ3部作の1巻目で、異常な生態系を有する謎の領域<エリアX>に入った調査隊のメンバーが目にする異様な光景を書いているが、その設定からは想像もつかないほどに主人公の内面描写に比重が置かれている作品でもある。

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