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ラブライブ!サンシャイン!!1期

今期のアニメで一番ハマっていた、「ラブライブ!サンシャイン!!」の感想。虹裏とTwitterの感想見ながら楽しんでいたわけだが、大体どういう風に評価されていたかを、自分で記憶している範囲で百合厨視点で記録しておく。

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推しが武道館いってくれたら死ぬ – 平尾アウリ

アイドルの話……ではなくドルオタの悲哀を描いた漫画。読んでてすごい辛かった。これホラー漫画だよ……。

一応ジャンルとしては「普通は男性オタが好むようなことを女性がやってる」というよくあるパターンの漫画ではあるんだろう。ただそういう場合って、そのキャラを萌え対象のキャラにするのだが、この作品はその対象となっているのがアイドルの舞菜の方なので毛色が若干違う感じがする。

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キャッチ=22

ジョーゼフ・ヘラーのベストセラー戦争風刺小説の映画化。長らく絶版になっていた翻訳小説が今年になって新版として復刻して読むことができた(記事)ので、その映画版である本作も見てみた。

第二次大戦時、イタリア軍と戦う為に地中海に駐留する米軍を舞台に、ヨッサリアン大尉が爆撃機での出撃から逃れようと画策するが……という話。原作同様、シリアスなのかブラックユーモアなのかスレスレな描写である。

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ひとり暮らしのOLを描きました – 黒川依

Twitterで話題になっていたシリーズがいつの間にか単行本化していたので読んだ。作中で「いつの間にか一か月経過していたことに愕然とする」というネタがあるが、この本出たの去年(2015年)か……。ということは話題になったのは、それよりも前か……ははは……。

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スーサイド・スクワッド

DCコミックスの映画化企画、DCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)の、一作目の「マン・オブ・スティール」(視聴済み)、二作目の「バットマン VS スーパーマン ジャスティスの誕生」(視聴済み)に続く三作目。

作中世界に存在する超自然的な能力を持つメタヒューマンの脅威に対抗する勢力として、米政府は重犯罪者であるものの強力な能力を持つ者たちによって構成される「スーサイド・スクワッド(決死部隊)」を組織。隙あらば自分たちに銃を向ける彼らを、首に付けさせた小型爆弾で脅しつつ軍事力として利用しようとする。

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シン・ゴジラ

ゴジラシリーズ29作目で、前作の『ゴジラ FINAL WARS』から12年ぶりの新作。「庵野、エヴァも作らずゴジラ作ってるのか」ってくらいで、正直まったく気にしていなかったのだが、封切後各所で大絶賛を受けているのを知って興味がわき、結局2週間くらい経ってからお盆の時期に見るという中途半端な時期の視聴になった。

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Kindle Unlimited雑感。雑誌の豊富さ、セールの陳腐化、など

Kindle Unlimitedが始まってもう一週間くらいになるのでかなり今更であるが、思ったより凄いサービスだったので面喰っている。雑誌が結構豊富にあるのが意外だったのだが、対象商品が今までのセール対象と被ってるから、セールが陳腐化してるんじゃないかな……って言う話。

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叛逆航路 (ラドチ戦史1) – アン・レッキー

アメリカの作家アン・レッキーの第一長編であり、2013年に発表されると同年英米のSF・ファンタジーの章であるネビュラ賞、英国SF協会賞、キッチーズ賞、翌年にはヒューゴー賞、ローカス賞、アーサー・C・クラーク賞、英国幻想文学大賞という合計7つの賞を一つの作品で勝ち取った。

なお、後書きや帯で書かれているこの7つの後に日本の星雲賞等も受賞しており

『叛逆航路』単体としては、今年3月にフランス語版が受賞した Prix Bob Morane につづき全世界9冠達成。《叛逆航路》三部作としては、今年6月に第3部 Ancillary Mercy が受賞したローカス賞SF長編部門につづく全世界12冠達成となります。

アン・レッキー/赤尾秀子訳『叛逆航路』が星雲賞受賞! シリーズ12冠達成! - 東京創元社

という評価を得ている。まさしくここ最近のSF作品の中で超ビッグタイトルと言える。そんな作品だと知っていながら翻訳二巻目が出たあとになってようやく読むことになった。 続きを読む 叛逆航路 (ラドチ戦史1) – アン・レッキー